シカゴ筋ポジションの確認(9/13時点)
(9月13日) (9月6日) (増減)
カナダドル 17058 20905 ▲3847
スイスフラン 1348 1451 ▲103
ポンド ▲82821 ▲89969 +7148
円 56846 54489 +2357
ユーロ ▲81475 ▲92630 +11155
NZドル 5129 6128 ▲999
豪ドル 36467 38959 ▲2492
増減はマチマチで、全般にポジション調整のムードかと思われます。
ドルインデックスです。
金曜日にドル高となり、200日移動平均線に接近しました。
CMEの金利先物市場では、9月利上げ確率が15%と、先週の24%から低下。
12月は、据え置きが43.5%と、先週の45%から低下。(利上げ見込みが増加)
市場の予想は、利上げ時期を9月から年末方向に後ずれさせる方向です。
来週は、日米ともに中央銀行会合が開かれます。
もし9月利上げが行われると、なぜもっと事前にタカ派的発言をしなかったのかと批判が寄せられて、マーケットが若干混乱することが予想されます。
一方、日銀に関しては、「マイナス金利幅の拡大と併せて、イールドカーブの傾斜を急にする」というのが最大公約数的な理解となっているようで、緩和政策に限界は来てないという日銀の主張と、金融機関への配慮の合わせ技という感じになっています。
市場の関心としては、政策の直接効果よりも、中央銀行が市場に働きかけるパワーが残っているかどうかを見定めようという心理が強くなっているように感じられます。
仮にマイナス金利に一定の効果があるにせよ、金融政策の限界が来ていると受け止められれば、ネガティブな反応が起こるかもしれません。
銀行株の代表、MUFJのチャートです。
イールドカーブの正常化は一定の評価がされるでしょうが、既に銀行株は一(ひと)相場、終えてしまったようです。
日本の長期金利です。
日欧のマイナス金利が世界中の金利を押し下げ、その人工的な低金利が株価を実力以上に持ち上げる、という中央銀行バブルは、いつ終わってもおかしくない。
という投資家の懸念が、少しずつ顕在化しているように見えます。
DOWです。
本格的に下げそうな雰囲気の中でどうにか踏ん張っているというか、微妙な均衡という感じです。
無論、中央銀行の存在感は非常に大きいので、基本的な緩和姿勢が変わらない以上、バブルの火は急に消えず、ブスブスと燻り続けるという可能性も高いでしょうが、リーマンショック以降、債券と株の同時上昇があまりにも長く続いたため、その反動を警戒するスマート投資家の声は、日に日に大きくなっているように思われます。



































































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