« 住友銀行秘史 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(10/18時点) »

October 15, 2016

シカゴ筋ポジションの確認(10/11時点)

      (10月11日)  (10月4日) (増減)
カナダドル  ▲11704   ▲14077  +2373
スイスフラン ▲9408    ▲2936  ▲6472
ポンド    ▲95470   ▲97572  +2102
円     45909      68695   ▲22786
ユーロ  ▲93472     ▲82059  ▲11413
NZドル  ▲7736     ▲7830   +94
豪ドル   26104     23938    +2166

円とユーロにおけるドル高方向へのポジションシフトが目立っていますが、その他は小動きです。

ドルインデックスです。
Dxy10145632
200日線をブレイクしたテクニカルなサインもあり、はっきりドル高方向で推移しています。

FedWatchでは、12月利上げ確率が69%の織り込みであり、これは先週と殆ど変わっていません。

今、何がドル高に向かわせているのか。
その震源を辿っていくと、ドイツの長期債マーケット(↓)がヒントを提示しているように思われます。

Doitu10ykinti41

直近では、9月28日にマイナス0.15%まで低下していますが、これはドイツ銀行が米司法省から140億ドルの和解金支払いを要求されたという報道に反応してのことと思われ、現在ではプラス圏に戻りました。

積極的な緩和策を主導し、マイナス金利に踏み込んだECB、そしてその後を追った日銀も、今後はインパクトの強い緩和策を打ち出せる可能性は減っていると思われています。

緩和策が限界となれば、日欧ともに債券価格の上昇は限界。
日欧の金利が下がれば下がるほど米国債人気は高まって米国の金利も下がってきましたが、もはや日欧中銀がタマ不足であれば、米国債への買いも一服でしょうし、折しもFRBの利上げが迫っている。
偏ったポジションは早めの調整が賢明だろう、という心理はありそうです。

米長期金利です。

Beikinnri45210

1.85%近辺は過去も何度か取引が集中している領域ですが、現在は1.79%台と、そこに近付いています。

そもそもドル円が100~105円レンジにあるとすれば、今の104円前半に特に違和感はありませんし、持続的な円安トレンドというよりは、レンジ内調整とみておいた方が怪我はしないように感じられます。

米利上げ前の準備運動的な債券市場の動きがどこまで続くのかは分かりませんが、何か分かりやすい目安を持つとすれば、ドルインデックスの「100」。

ここを超えるようなドル高は、米当局も容認しないだろうとの観測は、一定程度共有されているような気がします。

余裕を見て「99」までとすると、あとドルが1%上がるくらい=ドル円105円台辺りが目先の天井になりやすいのかもしれません。

|

« 住友銀行秘史 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(10/18時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 住友銀行秘史 | Main | シカゴ筋ポジションの確認(10/18時点) »