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November 28, 2016

聖路加病院1泊2日入院体験記

少し前になりますが、軽度の心臓手術が必要となり、築地の聖路加病院に1泊入院しました。
人生初入院となります。

同病院は、「セレブ出産御三家」と呼ばれたり、全室個室仕様ということもあり、貧乏人お断りの「お高い病院」というイメージも一部にあるようですが、全室個室=全室差額ベッド代、ではありません。

健康保険で対応できる「無差額個室」もあり、リクエストしておけば空きがある範囲でアサインしてくれます。
実際、私は無差額個室となりました。
どこから見てもセレブではないことが幸いしたかもしれません。

一般有料個室は、最低でも1日(1泊は2日カウント)32000円以上となりますが、無差額個室の場合は自己負担が無い分、以下の点で有料個室よりも劣ります。

・シャワールームなし
・タオル、シャンプーなどの細かな備品無し
・テレビ、冷蔵庫が有料(テレビ400円/日、冷蔵庫200円/日)

私の場合、そもそも入浴は不可でしたし、実質的な比較デメリットは殆どありませんでした。

無差額個室の室内は、ざっと写真の通りです。

 

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実際に、私が食べた朝食です。

 

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食事内容にも定評がある聖路加ですが、何しろ病院食ですから、基本的に塩分は控え目(1日6g相当)。
量的にも物足りないと感じられましたが、本来はこの程度の量と味付けで十分だということを再認識する機会にはなりました。
味付け海苔が付いていますが、醤油はありません。

夕食も似たようなボリューム感で、薄味の家庭料理の店に行って軽めの定食を頼み、そこから更に味噌汁を抜いたらこれか、みたいな感じです。

何しろ初入院なので、他の病院と比べた訳ではありませんが、聖路加病院の特徴として、スタッフがホスピタリティに優れ、患者の精神的なケアに重点を置いているという、いわゆる日野原カルチャーは感じられました。

全室個室というスペックも、儲け主義と言うよりは、患者の気持ちの部分を重視したコンセプトだと私は理解しています。

退院当日の手続きはスムーズで、朝9時には担当看護師(婦)さんとハグして別れ(嘘)、診断書の申請と会計を済ませて、10時頃には帰宅していました。

事前に高額医療費の「限度額適用認定証」を提出していたので、窓口での支払いは22万円。
後日、生命保険の給付金で10万円戻ったので、最終的な自己負担は12万円。

仮に10割負担だと、75万円プラス差額ベッド代という内容でした。

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