シカゴ筋ポジションの確認(12/27時点)
(12月27日) (12月20日) (増減)
カナダドル ▲1598 ▲11754 +10156
スイスフラン ▲10091 7110 ▲17201
ポンド ▲57099 ▲59350 +2251
円 ▲87009 ▲75449 ▲11560
ユーロ ▲69408 ▲78045 +8637
NZドル ▲11001 ▲6953 ▲4048
豪ドル ▲1510 3941 ▲5451
増減はマチマチですが、円ショートは5桁の増加。
ドル高は一服模様ですが、円安はまだ行けるのではないか、といった心理が窺えます。
ドルインデックスです。
年末特有の利益確定であり、ドル高基調はまだ続くという見方と、既に実質新年入りしており、相場転換のサインの可能性もあるとの見解に分かれます。
ドル円は円売りポジションが積み上がってきているので、これが崩れると、一気に5円くらい円高方向に動いても不思議ではない状況かと思います。
相場は、新大統領就任後のハネムーン効果を先取りしてしまっているので、「Sell the Fact」に向かいやすくなっています。
FedWatchでの来年末予想金利は1.14%。
現在よりも0.48%高なので、依然として市場の気分は利上げ2回のようです。
米長期金利です。
これを見ると、やはり年末の調整というファクターは大きいかなと思われます。
トランプ勝利後、一気に債券売りが進み、2010年以降では最高水準まで債券のショートポジションが急増しました。
従って、ある程度ポジション調整が起こるのは当然ですが、では来年どうかというと、何しろ期待による金利上昇なので、金利の適正水準を議論すること自体が、なかなか困難です。
相場の予想は常に難しいものですが、トランプ勝利後の相場展開は、とりわけ常識を越えた変動幅であり、短期トレードとしては、とにかく動いた方に付いていくしかないでしょうし、長期的には自分の考えるファンダメンタルを信じて安い局面を狙っていくしかないように思います。
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