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December 13, 2016

総理

51xe0l004jl_3総理 (幻冬舎単行本)の著者である山口敬之氏は元TBS記者。

「ベトナム戦争当時の韓国軍慰安所の存在を指摘するアメリカの公文書」について、TBSが報道しない方針となったため、2015年3月に週刊文春に寄稿。
直後にワシントン支局長の任を解かれ、営業局へ左遷されました。

左寄りでは無い、気骨ある人物と推測します。

Yamagurihj563

あの朦朧会見後に落選し、不慮の死を遂げた故中川昭一議員とも大変親しかったようで、戒名が「青邦院釋昭尊」となった経緯など詳しく書かれています。

私自身の安倍総理評価は、政治外交80点、経済40点。

財政規律を重視する麻生氏に比べて、安倍総理はリフレ派大好きの円安ポピュリズムですから、そこの点は辛くなりますが、全くお話にならない野党に比べれば、総じて国民の期待に応えている政権であろうと思います。

その私が読んでも、特に後半は、ちょっと安倍ヨイショが過ぎるんじゃ無いかと気恥ずかしくなるくらいで、こんな素晴らしい方を総理大臣に仰いでいる我が国民はチョー幸せじゃないか、という気分に浸れるかもしれません。

著者本人が自覚しているように、政治家に近付かなければ実像に迫れず、近付きすぎれば取り込まれる、というジレンマがあり、結局は怒りを買わない部分だけ出版できたということかと思いますが、まあその点は大幅に割り引いたとしても、麻生さんと安倍さんの緊張した盟友関係(?)など、興味深い人間模様も詰まっており、一読の価値はあろうかと思います。

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