シカゴ筋ポジションの確認(1/10時点)
(1月10日) (1月3日) (増減)
カナダドル ▲7935 ▲3871 ▲4064
スイスフラン ▲14246 ▲13439 ▲807
ポンド ▲65831 ▲64742 ▲1089
円 ▲79839 ▲86764 +6625
ユーロ ▲65823 ▲70056 +4233
NZドル ▲13960 ▲11413 ▲2547
豪ドル ▲3848 ▲3256 ▲592
あまり大きな動きはありません。
円に関しては、ショートの解消が続き、2週連続の減少。
全体的にはドル高ポジションが維持されているものの、勢いは衰えました。
ドル買いは次第に弱まり、50日移動平均線まで降りてきました。
米長期金利。
ピークの2.63%から1割ほど下がって2.39%台。
ガンドラックは、2.35%以上は米経済に悪影響と言っていましたが、概ねそのレベルにまで調整してきました。
大統領選後に始まったトランプラリーは約1ヶ月でピークに達し、その後は次第に夢から覚めた恰好で、ドル円の最高値は12月15日の118円60銭台となっています。
現在の114円50銭は、50日平均線の114円70銭よりも少し下に位置します。
ラリー・ウィリアムズは、「日本円通貨先物の取組高と価格の動きが不規則になっており、一般投資家が大量のポジションを抱えていて、ポジションを抱えたまま吹き飛ばされるとマーケットが転換する」と、円高リスクを指摘しているようです。
DOWです。
12月13日に19,953$まで到達し、そこから1ヶ月も2万ドル手前でグズグズしているのは、ある意味スゴイです。
今期待している以上の良いことが起こるだろうか。
その答えが、今のDOW?。
トランプ政権に明確な哲学は感じられず、その場その場で「得を取る」交渉をしようという「現実的」対応となりそうです。
何がお得なのかはその人次第で、ロシアが敵か味方かでも閣僚発言は揺れていますし、下院議長ポール・ライアンは不法移民の強制送還に反対だと対話集会で明言しました。
国土安保長官候補のケリーは、壁で不法移民は防げないし、イスラム教徒の登録制度にも反対との意見です。
オバマケアより良いものが出来るのか、財政規模はどうなるのか、減税は着実に実現できるのか。
悪いのは「移民だ、オバマだ、メディアだ、中国だ」と来ましたが、もし市場が失望して大きく崩れるようなら、悪いのはドル高だ、となりそうです。
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