シカゴ筋ポジションの確認(2/14時点)
(2月14日) (2月7日) (増減)
カナダドル 19340 8550 +10790
スイスフラン ▲11484 ▲14621 +3137
ポンド ▲65528 ▲64539 ▲989
円 ▲51284 ▲55060 +3776
ユーロ ▲46764 ▲44951 ▲1813
NZドル 2876 1845 +1031
豪ドル 24218 16748 +7470
増減は概ねプラスで、ドル安方向です。
ドルインデックスです。
週間で、ほぼ変わらず。
ドル高が株価上昇を邪魔する状況ではありません。
米国長期金利。
2.4%近辺で、特段目立った動きはありません。
2.5%では売られ、2.3%なら買われ、といった投資家心理を感じます。
CMEの金利先物市場では、3月が0.69%、12月が1.14%で取引されています。
3月利上げ予想は18%と高くありません。
また、12月予想金利は現状よりも+0.47%ですから、年内利上げ2回も十分に織り込んだとは言えない水準です。
DOW週足です。
今週も高値更新して、週間で1.7%上がりました。
実績PER21倍と、かなりの割高水準ですが、最近の経済指標は好調で、株価を支援。
税制改革論議の開始は遅れている印象ですが、今のところ市場が大きく崩れる気配は見せていません。
日経平均は米国と比較して出遅れているように見えますが、直近3ヶ月上昇率は、DOWが9%、日経平均が7%と大差はありません。
ドル円に連動しやすい日本株は、昨年12月に為替連動で高値を付けてしまい、現在のドル高が止まった状況では上値が抑えられています。
ではドル円はどうか。
トレンドを見出すのは難しい状況で、この1ヶ月は112~115円のレンジ。
溜まった円売りポジションの調整で、短期的には110円まで下がってもおかしくはないでしょうが、大統領選挙前よりも日米金利差は拡大しているので、一気に105~110円レンジまで落ち込む可能性は低そうに見えます。
ドル円も日本株も、しばし揉み合いが必要そうといったところでしょうか。
金正男氏の暗殺には驚きました。
事前に中国が容認した訳ではないでしょうから、ますます北のトッチャンボウヤの暴走が激しくなっています。
韓国はサムスントップが逮捕されるなど、政治空白の中でパククネ苛めだけが横行。
見方を変えると、半島南部でも、北のシンパがやりたい放題の状態と言えるかもしれません。
日本は明治以降、ロシアの南下脅威に対抗するため、朝鮮半島に民族自立の政権が成立することを望み、日清・日露両戦争を戦い、最終的には自ら半島運営に乗り出して多大な投資を行いました。
しかしながら、その犠牲と努力は完全に逆恨みされていますし、相変わらず北も南も幼稚な「お子様政権」しか成立せず、東アジアの安定への大きな脅威となり続けています。
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