ステラによる暗号通貨ルーメンの無料配布に参加
ステラプロジェクトは基本的に非営利事業ということもあり、6月27日から通貨ルーメン(XLM)の無料配布が始まりました。
ビットコインかリップルを持っていれば、何の義務も負担もない本当の無料ですから、これぞヘリコプターマネーみたいなものです。
昨年の配布の際は何も知らずにスルーしてしまったので、今回は勉強の意味も含めてチャレンジしてみました。
配布の概要については、「We’re Distributing 16 Billion Lumens to Bitcoin Holders」です。
配布総額は、合計19 billion lumens(190億ルーメン:XLM)ですから、現在の時価を3円として換算すると570億円。
大雑把に言って、ビットコインとリップルの時価総額の100分の1なので、ビットコインを100万円相当保有していると1万円相当のXLMが貰えると言った感じになります。
指定された取引所にBTCあるいはリップルを置いている場合は、自動的に配布されるようにも書かれていますが、多額のBTCを取引所に預けておくのはリスクがあり、普通は「trezor」などハードウォレットに保管するのが望ましいとされていますので、その場合には自分で申告する必要があります。
手順としては、
・facebookで本人認証
・ステラアカウント作成(あるいはログイン)
・ビットコインアドレスを申告
・デジタル署名
というシンプルなものです。
facebook認証が終わると、ステラのアカウントを持っているかどうか聞いてくるので、初めてであれば、「Create New Account」をクリックして新たにアカウントを作成します。
BTCアドレスは、普通にコピペするだけ。
次に署名ですが、メッセージは、
「Stellar.org Bitcoin Giveaway Round2:ABC*********************************」 。
ABC****の部分は、ステラアカウントIDです。
かなり長いので、trezorだと、「 警告: TREZORが画面に表示できる文字数は64文字までです。 あなたのメッセージは 94 文字です。 」とか出ます。
これは無視すれば良かったのですが、デジタル署名ヴァージンの私は、文字数の上限を超えているから短くしなければいけないとの指示と思い込み、きっと「:」がその分割の目印だろうと、これまた酷い思い込みに陥ってしまい、メッセージを「Stellar.org Bitcoin Giveaway Round 2」とし、署名を作る際のアドレスには後半のステラIDを入力するという二重の間違いをしてしまいました。
アドレス欄に不正な文字列が入っているとエラーとなり、「Deriving not done. 」というメッセージが出てしまいます。
署名作成の際のアドレス欄には、当然ながらtrezorのビットコインアドレスを入力するのが正しく、続いてtrezor本体で「confirm」すると、署名欄に「=」で終わる文字列が現れます。
これをコピペすれば終了ですが、私の場合、勝手にメッセージを短縮してしまったので、「signature invalid」と出てしまいます。
実際にはメッセージエラーなのですが、署名がなぜ無効なのかと考え込んでしまって時間を無駄にしたものの、どうにか自分の間違いに気付いて指定のフルメッセージを署名し、下記の画面まで辿り着きました。
画面下の「check balance」をクリックすると、「stellar labo」のページに飛んで残高が確認出来るはずですが、私が良く分かっていないせいか、この「laboratory」の造りは理解しにくく、ここでも少し苦戦しました。
一番簡単なのは、ステラー公式の「account-viewer」に行くことで、ここでアカウント作成時に表示された秘密鍵を入力すれば残高がすぐに表示されますから、後は取引所に送って換金するなり、BTCに替えるなり、ご自由にとなります。
とにかくタダで貰える訳ですし、こんなに大量に配りまくっているのに@3円程度(数ヶ月前の10倍水準)を維持してくれているのですから、時節柄何ともありがたいボーナスといったところです。
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