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July 09, 2017

シカゴ筋ポジションの確認(7/3時点)

         (7月3日)  (6月27日) (増減)
カナダドル   ▲39372   ▲49495  +10123
スイスフラン  ▲113    ▲4669   +4556
ポンド     ▲27767   ▲39133  +11366
円       ▲75036   ▲61350  ▲13686
ユーロ     77464    58695   +18769
NZドル    29133    25233   +3900
豪ドル     32414   19749    +12665

円だけが増減マイナス。最弱通貨となっています。

ドルインデックス(1年)。
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ドルが安い、円が更に安いというのは、楽観の円キャリー環境ですが、株高も最終局面と言われるほどの今になって現れるのはどうなのか、という感じです。

先月末に、ECBのドラギ総裁が強気になったと報道されてから、ドイツ長期金利は急騰中です。
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さぞかしユーロ/ドルは上がったのかというと、先週の1.141→1.139と下げ。
絶好の利益確定チャンスだったのかもしれません。

6月の米雇用統計。
雇用者数は22万2000人増と久々の20万人越えでしたが、 失業率は4.4%と先月より0.1%悪化。

市場の関心は金利に直結する賃金上昇率にフォーカスしていますが、前年比2.5%増と、伸び率は前月を0.1ポイント上回りました。

数字は全体に悪くないのですが、雇用環境がピークに近いと思われる環境下、この程度の賃金上昇率で更なる金利上昇が正当化されるのかどうかを気にする人は気にする、と言うことかと思います。

米国の10年金利と2年金利の差です。

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現在の数値は、10年2.38%、2年1.40%なので、差は0.98%。
1%を切る水準は、リーマンショックから立ち直った後では、最低レベルです。

為替相場も株式も全般的に投資家の警戒感は薄いと判断されますが、最もスマートとされる債券相場は景気拡大に懐疑的であるようです。

米10年債券のポジションです。

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投資家は債券を買いすぎているので、ちょっとしたことで売られやすく(金利が上がりやすく)なっており、直近では欧州金利の上昇に呼応してポジション調整が入ったものと思われます。

今年前半はトランプ効果期待で思いっきり金利上昇に賭け(債券売り)、4月以降は逆にドテンして金利低下に賭けるという、やや極端な態度ですので、本当にスマートかどうかは疑問です。

米10年金利および2年金利を順に確認しておきます。

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CMEの金利先物市場では、12月の金利が1.26%と、現行の1.16%よりも0.1%高く取引されており、年内あと1回以上の利上げ確率は45%程度の織り込みと、あまり高くはありません。

NASDAQです。
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50日移動平均線を割る売りサインに抵抗。
上昇軌道に戻るのか、再度叩かれるのか、微妙です。

暗号通貨市場では、主役のビットコインが8月1日に向けて各勢力の緊張関係が継続しており、決め手が見当たらず、相場は弱気レンジで彷徨い中です。

ビットコインの特徴は、独裁を否定する反中央集権主義ですが、ビットコインコミュニティはこの基本方針を貫くことが出来るのか、それとも支配的な採掘力を背景に、中国マイナー連合による中央集権的な体制へとシフトしていくのか。

イーサリアムの分裂においては、反中央集権・反検閲を掲げたイーサリアムクラシックよりも、当初開発者がハードフォークした元祖(?)イーサリアムの方が市場では支持される結果となりました。

地政学であれば、内戦よりも独裁安定の方がマシ、と考えるのが定番でしょうが、それをビットコインに当てはめるのも乱暴であり、今後の展開は全く予測が出来ません。

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