シカゴ筋ポジションの確認(9/26時点)
(9月26日) (9月19日) (増減)
カナダドル 74605 58846 +15759
スイスフラン ▲1862 ▲1569 ▲293
ポンド 5054 ▲10161 +15215
円 ▲71347 ▲51322 ▲20025
ユーロ 88167 62753 +25414
NZドル 8053 6670 +1383
豪ドル 77194 72512 +4682
全体的には増減プラス(ドル売り)が優勢ですが、ドルインデックスは、先週の92.1→93.1とドル高方向。
ドルの方向性は良く分かりません。
少し長期的に見てみると、ドルインデックスの3年。
これだと、ドル反発の可能性に見えます。
ドルのポジションは、歴史的な高水準とまでは言えないものの、かなり売りに偏っており、どこかで巻き戻しが起こりそうにも見えます。
目先の相場は、FRBの利上げを織り込む動きとなっており、12月の利上げ確率は72%と表示されています。
先週の2.25%→2.34%に上昇。
しかし、金利上昇の理由は今ひとつ分からず、その持続性には懐疑的な声も聞かれます。
トランプ政権は減税策のアウトラインを公表しましたが、その前提となるオバマケアの撤廃は目処が立っておらず、米国の財政に関わる問題については現実的な見通しが立たない状況かと思います。
なお、法人税はグローバルな下げ競争の中で日米が立ち遅れた状況ですから、アメリカが下げれば日本も下げ圧力に晒され、改めて消費増税の重要性が増すことになろうかと思います。
米国株式市場では、S&Pとナスダックが最高値を更新し、相変わらず楽観が支配しています。
株価が割高である説明はいくらでも出来ますが、チャートは強気継続なので、テクニカルな弱気サインが出るまでは上昇相場について行くしかないという感じでしょうか。
ビットコインは、チャイナショックを乗り越えて、再び安定上昇軌道に乗ったかのようなチャートとなり、50万円を意識しています。
韓国でもICOが禁止されたようです。
まあ詐欺みたいなものですから、当然でしょう。
ビットコインの価格が安定してきたのは、中国人が、あの手この手で(海外で)ビットコインを買っているのかもしれません。
その中国では10月に新たな民法が施行され、「デジタル資産の保護」が謳われていることから、何らかの好ましいルールが公表されるのではないかとの観測もあるようです。
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