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November 25, 2017

今週の相場(11/24時点)

今週のドルインデックスは、93.7→92.8と、また下げました。

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中期的に見ると、2ヶ月の上昇分を1ヶ月で失ったような格好になっています。

現在のドル相場は、米国長期金利との相関性が強いことが指摘されていますが、今週は2.34%で変わらないのに、ドルは下げました。(チャートは1年)

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その長期金利も、株式相場の動向や税制改革の行方などに一喜一憂状態です。

一方の短期(2年)金利は、FRBの利上げ姿勢に反応してジワジワ上昇しているので、長短金利差(10年-2年)は縮小傾向。

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これだけで見れば、金融危機以降、銀行経営は最も苦しい時期ということになりますが、米国金融株に特段の懸念のサインは出ていません。(下記は、JPモルガンとDOWの比較)
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イールドカーブが完全にフラット化した訳でも無いので、危機感は共有されていないようです。
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債券相場(金利)と株式相場で乖離がある場合、最終的には債券相場の意見が通るのが慣例ですが、上海株が少し下げたくらいで、株式相場は堅調持続です。

今週のドル円は、約1円の円高ですが、日経平均は154円高。
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何しろ世界的に「押し目買い全勝」ですから、日本株も先高期待が優勢です。

とはいえ、ドル円が110円を割れると、さすがに株式相場へのブレーキとして作用するような気がしています。

DOWは堅調、S&P500とNASDAQはまたも高値更新です。
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世界経済の好調さが語られ、ドルを調達して海外投資をする場合、ドルの低金利と為替市場での弱さは好都合です。
逆に見れば、投資家があまりに楽観し、ドルを借りて(売って)あちこちに投資するので、ドルが弱いのかもしれません。

こうした中で、トルコリラの弱さが注目されます。

この国の大統領は、通貨安を食い止めるために利下げしろという人ですから、政権と中央銀行の不協和音は投機家にとって鴨です。

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下がるたびに高金利スワップ狙いで買いが入り、それがまた売り崩されるという繰り返し。

わずか20年前、トルコは年率100%ものインフレに苦しんでいました。

トルコ経済が大混乱となり、ベネズエラ状態になるなら、人道的な観点も含めて、トルコリラに参戦するかもしれません。

J-REITは持続で良いと判断しています。

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