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January 06, 2018

今週の相場(1/5時点)

2018年の株式市場は、好調過ぎるくらいのスタートを切りました。

日経平均は2日で950円も上昇。
昨年壁だった23000円を軽く超えてバブル後の半値戻しを達成、更なる長期上昇への可能性を示しました。

N225201885

NYもスタートダッシュ。
DOWは、新年から4連騰して25000$を突破。
3万ドルへのスタートだと、大統領自らが叫んでいます。

2万ドルを超えてから僅か1年足らずで25%アップ。
この間のS&P500とNASDAQは、それぞれ+20%、+28%です。

もはや株価は、GDPの伸びとは無関係に、グングン成長していく指標となりました。

NASDAQの長期チャートです。

Nasdaq20188

仮に、ITバブルの頂点で買っていたとしても、今や40%の利益。
世界の終わりかと思えたリーマンショックによる下落も、絶好の買い場にしか見えません。

昨日発表された12月の米雇用統計は、雇用者数が14万8000人増加、失業率は4.1%で横ばい、賃金は前年比2.5%増と11月の2.4%増を上回る結果。
FRBの利上げスタンスを大きく変えるような内容とは思えません。

これを受けて、米長期金利は2.45%→2.47%に上昇。

CMEの金利先物市場では、今年12月が1.94%で取引されており、利上げは2回分と少な目の織り込みです。

現在、米2年金利は1.96%と10年金利と0.51%しか差が無いので、FRBの利上げに応じて長期金利が上昇してくれないと、イールドカーブフラット化の危険性が高まっていくことになります。

3月にも予想される今年1回目の利上げに対して、米長期金利がどういった反応を示すかは重要と思われます。

IMM為替ポジションです。

      (1月2日) (12月26日) (増減)
カナダドル 14739     17346  ▲2607
スイスフラン ▲16232  ▲13902 ▲2330
ポンド   16235     12676   +3559
円     ▲121766   ▲116086 ▲5680
ユーロ   127868    92148  +35720
NZドル  ▲16985   ▲17586  +601
豪ドル   ▲20026  ▲13639  ▲6387

ユーロへの強気が目立ちます。

ドルインデックスも、年末の92.29から92.01に低下とドル安方向。
トランプ政権の意向を忖度してなのか、市場はドル安と株高方向へ動きます。

ユーロドルのチャートです。

Eurusd201885

トランプが勝利した2016年11月頃からユーロの反転上昇が始まり、昨年秋に一度跳ね返された1.20ラインを奪還したところです。

現在のユーロドルはスワップネガティブですから、保有コストがかかりますが、更なるユーロ高を予想する声が多く聞かれます。

ユーロドルとDOWの相関です。

Eurdowhjikl4500

ドルを売ってユーロと株を買うというリスクオンの共演ですが、昨年秋以降は株高が先行して乖離が拡大。
株価が上昇継続なら、株高にユーロが引っ張り上げられるだろう、という見方も出来そうです。

冷静な為替相場に対して熱狂する株式相場、というのは常にある構図。
ドル円と日本株の関係も同様に推移していますが、ここまで差が際立ったことは稀であるように思われます。

多くの人が、今年も昨年と同じ傾向だろうとの想定の下で、年初から元気よく株を買っている様子ですが、こんな楽ちんな状況が更に1年も続くはずはないと考えるのが普通です。

ちなみに私の株式ポジションは、J-REITや出遅れ、急落銘柄などを買ったため、単純金額では昨年末よりも増えています。

急落には注意しつつ、許容できる範囲でリスクを取っていく姿勢で当分は臨むことになりそうです。

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