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January 21, 2018

今週の相場(1/19時点)

米国株は依然として陶酔状態。
S&P500とNASDAQは最高値を更新し、DOWも年初から3週連続の陽線です。

日経平均は、先週▲60円と一休みしましたが、今週は+155円。
第一週の+950円と合わせ、今年になってからの上昇は、1044円(+4.6%)です。

最も気になるのが、米長期金利の動向。
先週の2.54%から2.66%まで上昇しました。  

新債券王ガンドラックは、「米10年債利回りが2.63%を超えれば、金利上昇が加速し、株式市場は慎重になる」とのご託宣です。
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この金利上昇に反応しないのが為替市場。
ドルインデックスは先週の90.97→90.67と下降し、この1年では10%下がっています。

ユーロの最大の買い材料は、いわゆる出口戦略によって金利が正常化していくとの観測のようですが、それにしても目先の米金利上昇への感応度がこれほど低いことに、多くの人が戸惑っている様子が伝わってきます。

IMMポジションです。
 
       (1月16日)  (1月9日) (増減)
カナダドル   17556    17461    +95 
スイスフラン ▲21106   ▲21922   +816
ポンド      26204    25492   +1528
円       ▲119350 ▲125536   +6186
ユーロ     139490   144691   ▲5201
NZドル   ▲7991    ▲11017   +3026
豪ドル     10074    5458    +4616

全般にプラスが多いので、方向はドル安。
但し、既にお腹いっぱいなのか、5桁の動きはありません。

短期的には米政府閉鎖という材料もあり、ドルロングには不利な環境かもしれません。

ガンドラックが言うように、債券市場が重要な転回を見せるのだとしたら、何かしら株式市場に弱気の動きが見られるはずですが、今のところ何ら動揺は見られません。

長短金利差(10年-2年)は、先週の0.55%から0.59%へと拡大しているので、イールドカーブのフラット化を心配する観点からは、むしろ好ましく、FFレートの上昇を吸収しやすいという見方さえあるかもしれません。

足下での「金利上昇でもドル安・株高」はまだまだ続くのか、それとも結局金利は大きく上がらずに適温相場が継続か、金利上昇がどこかで株式相場を崩すのか、分からないことだらけの相場になっていますので、観察を続けて早めに兆候を掴むしかない状況かと思います。

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