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April 01, 2018

今週の相場(3/30時点)

今週のDOWは+570$(+2.4%)、NASDAQが+71ポイント(+1.0%)。
いわゆるFANG銘柄中心に、一時はIT系への売りが目立ったものの、29日に反発して、インデックスは堅調でした。

但し、アマゾンは週間で▲3.3%と、戻りきれなかった印象です。
下げの中心にいたfacebookも、高値からは2割下がったものの、どうにか下げ止まって今週は+0.2%でした。

S&P500のチャートです。
Sp50003300

高値から1割調整→反発→二番底→揉み合い、といった様相となっており、ボチボチ落ち着きを見せそうなところにも見えます。

日経平均は、週間で688円(3.3%)上昇。
200日線を回復して、どうにか格好が付きました。

売られ過ぎの反動もあったのか、米国株の反発に乗り、辛うじて年度末のお化粧が出来たという印象です。
N22503311

米10年金利は、今にも3%突破かという危機から遠ざかり、2.74%まで低下。
Us10ykinri0330

そもそもは、金利上昇による適温相場の終焉という懸念から株価調整が始まっているので、「長期金利の乱」が一服しているのは株式市場への朗報です。

その一方、2年金利の2.27%と10年金利の差が0.47%まで詰まり、イールドカーブのフラット化への懸念が再燃しています。

CMEの金利先物市場では、今年12月が2.1%で取引されています。
年内にあと2回利上げされて、2年金利がFFレートに連動して0.5%上がると、10年金利を超えてしまいます。

米10年金利と2年金利の差です。

Kinrisa10200

いわゆるリーマンショックは、金利差がマイナスになってから2年後に発生しているので、まだまだ大丈夫かもしれませんが、金利差がピークアウトしてからの期間を見ると、リーマンショックの場合は5年間で株崩壊。

現在は、2014年のピークからは4年、2011年のピークからは7年が経過。
長期間、債券市場からの警告が出ない状態が続いていますが、だから大丈夫なのか、だから心配なのか、見方は分かれます。

ドルインデックスです。
Dxy03300

金利に反応しているかと思うと、そうでもないような動きで、90を少し超えると頭打ちになり、かといって深くは押さないようなムード。

ドル円です。

Dy1030333

ドル円は、106円半ばを超えるなら上昇トレンドが強まると見られていましたが、その楽観論はひとまず否定され、一方、104円から更に円高方向へと進むのではないかという悲観論も否定された格好です。

IMMポジションです。

       (3月27日)  (3月20日)  (増減)
カナダドル  ▲27050     24560  ▲51610
スイスフラン ▲9445     ▲8246  ▲1199
ポンド     34176     23807   +10369
円      ▲3668     ▲21999  +18331
ユーロ     141064    132739  +8325
NZドル    18239     19626   ▲1387
豪ドル     8074      17925  ▲9851

円ショートの急減が目立ち、ほぼニュートラルな状態に戻りました。
前回、ここまで円ショートが減ったのは2016年11月のことで、この時はトランプ当選を受けて、ドル円が101円~114円へと大きく買われる途中のことでした。
ポジションが中立だと105~106円、と言えなくもありません。

この2週間で、大量の円ショートが利益確定され、結果的に円高圧力が弱まったという後解釈は可能なようです。

株も為替も、これ以上の悲観はどうやら避けられそうではあるものの、適温相場復活という楽観の戻りには遠いという状況でしょうか。

ちなみにビットコイン相場から悲観度合いを探るとすれば、当面のサポートラインかと思われた80万円を割れて悲観が進む一方、最悲観の60万円再トライまでにはまだ少し距離があると言った状態かと思われます。

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