« 今週の相場(4/20時点) | Main | 今週の相場(5/4時点) »

April 28, 2018

今週の相場(4/27時点)

今週は、DOWがマイナス0.6%、NASDAQマイナス0.4%、S&P500ほぼ変わらずと、大きな動きはありませんでした。

DOWの日足チャートです。
Dow04288
50日と200日線の間から抜け出せない状態が続いています。

一方の日経平均が+1.4%だったのは、ドル円が107円台から109円へと円安方向に動いたことで説明できそうです。

米国長期金利は一時、節目の3%を超えました。
Usinte04288

3%が問題と言うよりは、3%を超えてグングン上昇する場合は危険、ということだと思いますが、今のところVIX指数が落ち着いていることもあり、特に浮き足立つような状況は見られません。

ドルインデックスです。

Dxy04288
何度となく撥ね返されてきた90台半ばを突き抜けてきましたので、チャート的には上に向かう可能性が高まっています。

背景としては、米金利上昇によって、歴史的な水準にまで高くなっていたユーロロングポジションの巻き戻しがあるのではないかと思われます。

2001年以降のユーロポジションです。
Eur200111

IMMポジションです。

        (4月24日)   (4月17日)  (増減)
カナダドル  ▲25144     ▲30324   +5180
スイスフラン ▲10225     ▲10521   +296
ポンド     37365      47702    ▲10337
円        583       2591     ▲2008
ユーロ    130594      151476   ▲20882
NZドル     24434     27603    ▲3169  
豪ドル    ▲3396      ▲10155  +6759

やはりユーロロングが減っています。

米国金利が上昇すればドル高になるのは比較的自然なことですが、トランプは常識外なので、ドル高牽制をするかもしれず、その場合に市場がどう反応するかは読みにくいところです。

トランプ政権誕生以来、金利上昇の割にはドルの上値が重く感じるのは政権への忖度が働いているから、との見方もあるようです。

ジェフリー・ガンドラック氏は年初来、金利上昇とドル安は「危険なカクテル」だと警告を発していますので、FRBの利上げと市場のドル安忖度がミックスした場合には、注意が必要になりそうです。

朝鮮半島での南北首脳会談に関しては、特段の市場の反応は見られません。
今のところ、「約束を守らない同士の口約束」に過ぎないので、猿芝居の域を出ていないとの評価でしょう。

CMEの金利先物市場では、12月が2.18%と、先週と変わらずです。

米企業の1-3期決算が佳境に入ってきましたが、総じて好調に見えます。
売上、EPS、ガイダンスの3要素をポジティブにクリアしている企業としては、マイクロソフト、インテル、アマゾン、ペイパル、ビザなどがあります。

一方キャタピラは、「93年の歴史で最高益」を挙げたにも関わらず、24日のザラ場中に高値から10%も下げ。
今期減益予想のソニーのADRも、昨日9%安。

今がピークでは、という可能性には、投資家の警戒心理が強く見られます。

リーマンショック以降の長い金融相場を経て、FRBの利上げによる業績相場となり、さてそれが更に持続するのかどうか。
利上げに負けない業績が今後も出るのか、相場は迷い中といったところでしょうか。

個人的には、J-REITの比率が増えて、ややディフェンシブ方向になりました。

もしも、日経平均が再度24000円近辺に到達するような幸運があれば、全体のポジションを減らして次なる下げに備えることになります。

|

« 今週の相場(4/20時点) | Main | 今週の相場(5/4時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 今週の相場(4/20時点) | Main | 今週の相場(5/4時点) »