« 今週の相場(5/4時点) | Main | 今週の相場(5/18時点) »

May 12, 2018

今週の相場(5/11時点)

今週は、DOWが+2.3%、NASDAQ+2.7%、日経平均は+1.3%。

しばらく50日線に上を阻まれていたDOWも上方ブレイクし、全体に株価復活ムードとなりました。
Dow051222

金利上昇とドル高に一服感が生じ、再度「適温相場」への期待感が持ち上がってきたように見えます。

米長期金利は容易に3%を超えませんが、これは株価に朗報です。
Usint222

直近のインフレデータである4月の米CPIコア指数は、前年同月比2.1%上昇と市場予想の2.2%を若干下回り、金利上昇懸念を和らげました。

ドル円も一瞬の110円タッチから押し戻され、109円40銭近辺で終了です。

ドルインデックスです。
Dxy051222

4月下旬から急上昇しましたが、93.5で一旦頭打ちし、92.5で終了。
原油価格は上がっていますが、ドルの上昇がその影響を相殺して物価上昇を抑制しているとの見方もあります。

IMMポジションです。

          (5月8日)  (5月1日) (増減)
カナダドル   ▲23861  ▲27535  +3674
スイスフラン  ▲32602  ▲19456  ▲13146
ポンド      8988    26372   ▲17384
円        ▲5462   ▲1405  ▲4057
ユーロ     120505    120568   ▲63
NZドル    12546     16573   ▲4027
豪ドル     ▲16766   ▲5672  ▲11094

カナダドル以外は増減がマイナスで、ドル高方向の心理が継続中かと思われます。

株価が堅調であれば、FRBの利上げはやりやすい環境となります。
CMEの金利先物市場では、12月金利が2.21%と、現行よりも0.51%高い水準で取引されており、年内2回利上げは織り込み済み。

ドル高と株価上昇が折り合いを目指す中で、一部の新興国通貨からは資金引き揚げが続いています。

スワップ狙いが人気のトルコリラ/円。
Tryyen05122

たまに反発はしますが、明らかな下げトレンドが継続中です。
トルコは原油輸入国なので、最近の原油高も売り材料ではと言われています。

資源国のブラジルレアルも売られています。

Rearu05122

隣国アルゼンチンとの経済的な結びつきは強いので、アルゼンチンがIMFに支援を要請したことが影響しているかもしれません。

ただし、ブラジルの株価(ボベスパ指数)は堅調で、株も通貨も下げているアルゼンチンとは違います。

ビットコインは、ここ数日で1割ほど下げました。

具体的な悪材料としては、韓国最大の仮想通貨取引所アップビットが当局から家宅捜索を受けたというニュースが考えられますが、ビットコインと新興国通貨の連動性を指摘する声も聞かれます。

なお、ASEAN各国の通貨は概ね堅調であり、脆弱通貨の代表格(?)インドネシアルピーも、今のところ大きく攻撃されてはいませんので、アジア通貨危機のような兆候は感じられません。

Innr05122

アメリカ株がテクニカル的にも良いサインを出しているので、資金は米国に集まりやすくなっており、市場間の強弱がハッキリする可能性には要注意かと思われます。

目をつけられた弱者は、更にぶっ叩かれるのではないか、ということです。

|

« 今週の相場(5/4時点) | Main | 今週の相場(5/18時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 今週の相場(5/4時点) | Main | 今週の相場(5/18時点) »