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June 02, 2018

今週の相場(6/1時点)

米朝会談は当初の予定通り、今月12日に開催されると報道されています。
非核化の解釈について妥協が図られたものと推測します。

北としては、非核化を継続協議として制裁緩和なら大成功。
トランプ側は、歴史的な交渉をリードして半島和平の方向性をつけたと印象づければ大きな得点。

安倍さんが事前に釘を刺しに行くのは、「シンゾー、拉致問題は3兆円で手を打ったんで後はヨロシク」では困ると踏んだからでしょう。
トランプは口だけ動かして、良いとこ取りをしようとしています。

5月の米雇用統計は、失業率が0.1ポイント改善して3.8%、雇用者数も前月比22万3千人増と好調、平均時給は前年同月比2.7%増と前月の2.6%増から改善と、”花丸”の数値でした。

NASDAQは最高値に迫っています。

Nasdaq06011

ドル高に弱いDOWは、最高値にまだ7%ほど足りません。

Dow060111

ドルインデックス。(3ヶ月)
Dxy06022

小休止しましたが、まだドル高トレンドかと思います。

米長期金利。(1年)
Usinte100
3%を超えない水準での推移は、株にとっては適温かもしれません。

CMEの金利先物市場では、12月が2.16%と、現行より+0.46%水準。
市場予想の平均は年内あと2回利上げで、3回利上げ予想も32%います。

現在の米2年債金利は2.47%ですので、10年債との金利差は0.43%。
あと2~3回利上げされた場合の、2年債と10年債の状態がイメージしにくくなっていますが、そういった難しい話は今したくない人がほとんどでしょう。

原油は下がりました。
Wti06022
OPECが減産態勢を弱めるとの観測とドル高傾向が理由と思われますが、株式市場のゴルディロックス復活という面では一役果たしているようです。

IMMポジション。

        (5月29日)    (5月22日)  (増減)
カナダドル   ▲15690    ▲26212   +10522
スイスフラン  ▲43431    ▲37311   ▲6120
ポンド       9477      5701    +3776
円       ▲8036      ▲2767   ▲5269  
ユーロ     93037      109744   ▲16707 
NZドル     1401      ▲1363    2764
豪ドル     ▲23235    ▲21112   ▲2123

マチマチですが、ややドル高優勢でしょうか。
ただし円ショートの勢いは弱く、リスクオンというよりはポジション調整が主体に見えます。

イタリアの政治混乱でユーロ安と騒がしいのですが、要は溜まったユーロロングを崩すのに使われているだけの印象です。

そもそもイタリアには、混乱かベルルスコーニかの選択肢しか無く、今さら本気で驚くような事態になっているとは思いませんし、スペインも同様です。

EUとユーロの拡大主義は失敗ですが、それを素直に認めることが出来たのはユーロ不参加のイギリスだけで、各国は離婚できない結婚に苛立っています。

少し長い時間軸で見ると、新興国から資金が引き揚げ、欧州からも退潮と、マネーの帰還が進んでいる印象です。

為替市場はある程度「終演」を意識しているものの、株式市場は第二幕を期待しているといった相変わらずの風景の中で、日本株は楽観と悲観の狭間で身動きが取れないように見えます。

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