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June 23, 2018

今週の相場(6/22時点)

今週は、DOWの8日続落が話題になりました。

Dow06233

直接の原因は貿易戦争懸念ということでしょうが、DOWの高値はイエレン退任日の2月3日とほぼ一致。
金利を上げ遅れたイエレン時代は株バンザイで、遅れて利上げしている今は株に逆風というのが大きな構図かと思われます。

金利が上がるのであればドル高バンザイになってもおかしくないのですが、トランプ政権がドル安志向という市場の観測もあり、ドルの方向性は見出しにくくなっています。

今週は、DOWが2%安、NASDAQが0.7%安、日経平均は1.5%安。
ドル円は、110円70銭→110円ちょうど近辺と1円弱の円高となり、全般にリスクオフ傾向が目立ちました。

年初来のドルインデックスです。
Dxy06233

米10年金利。
Us10yinre11

やすやすと3%を超えていくようには見えません。

米10年債ポジション。
Us10yyyhjj

金利上昇を当て込んで、売っている人が多すぎます。
この買い戻しが金利上昇を阻んでいるという意見もありますが、よりファンダメンタル的には、これ以上の金利上昇に借金経済のアメリカは耐えられないのでは、という見解が支配的ということかと思います。

IMMポジションです。

          (6月19日)  (6月12日)  (増減)
カナダドル    ▲14014    ▲14988  +974
スイスフラン   ▲31957    ▲37245  +5288
ポンド      ▲19206     10969   ▲30175
円        ▲35562     5052   ▲40614
ユーロ       36118     88225  ▲52107
NZドル     ▲15940     7006   ▲22946
豪ドル      ▲43099    ▲15235  ▲27864

ポンド売り急増、ユーロロング急減と、欧州通貨に弱気が目立ちます。

ドイツでは、内相が移民受け入れ政策に反対し、連立崩壊の可能性が報じられています。
イタリア新政権は移民救助船の寄港を拒否しました。

欧州の大きな流れとしては、拡大しすぎたEU体制や増えすぎた移民問題への反動が起こっている状態かと思います。
膨張するイスラムに対して、自己防衛本能が働いていると言えるかもしれません。

円ショートも増えました。
通常リスクオンによる円安は株に歓迎ですが、この円ショート増を楽観的に受け止める人は少ないような気がします。

中国株も下げました。
上海総合指数の1年。

Shu1pp

相変わらず上海株は個人の心理だけで動き、メチャクチャな形状になります。

また人民元にも変化。

Chrmb062333

誰もが通貨安競争に励む中、中国は通貨の維持にプライドを持つレアな国でしたが、昨今の情勢から通貨安による景気テコ入れを図ろうとしているのかどうか、思惑が広がっています。
中国まで通貨安競争に参戦してくると、厄介なことになりそうです。
また、先延ばしになっている理財商品の本格的なデフォルトを警戒する声もあります。

週末には日本-セネガル戦がありますが、トルコの選挙結果が大変気になります。

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