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July 07, 2018

今週の相場(7/6時点)

今週のDOWは+0.8%、NASDAQは+2.3%でしたが、日経平均は2.3%安と逆行。

ドル円は110円40銭と、先週比で小動きでしたが、貿易戦争の敗者と目される中国株が大きく下落したことに日本株は反応したようです。
日本の将来が、米国次第から中国次第にシフトしている事実は否定できません。

上海総合指数は週間で3.5%安で、2016年1月の安値も割り込みました。
Shh07066

DOWです。
Dow07066
なんとか200日線を維持する程度に持ち直しました。

6月雇用統計は、就業者数が前月比21万3000人増。 失業率は労働参加率が増えて、3.8%から4.0%へ悪化。
賃金は、前年同月比で+2.7%。

賃金上昇率が節目の3%に届かないのは、低賃金労働の増加が主因でしょうが、マーケット的には、「過熱感のない好景気」と好感(?)できますから、金利低下と株高で反応。

10年金利が2.82%、2年金利が2.54%と、どちらも前日比で低下し、長短金利差は0.28%と、ついに30bsp以下。あと1回の利上げでまさか、というレベルまで縮小しました。

米国イールドカーブです。
Usyy07066

先日公開されたFOMC6月議事要旨によると、FOMC参加者は2.9%が中立金利と見ているとのことですから、これは現在の長期金利とほぼ同じ。
今の利上げペースであれば、来年中頃には到達します。

政策担当者の来年の短期金利の見通しと、現在の長期金利が同じなのですから、FRB自らが逆イールドに向かっているようなもの。
但し、CMEの金利先物市場での1年後の金利は2.53%ですから、市場参加者は、「頼む、金利上がるな」と願いつつ、株を買っているのでしょう。

ドルインデックス。
今週は下がりました。
Dxy070666_2

新興国からの資金引き揚げ→米債券買い→金利低下でもドル高、という流れが休憩ムード。

メキシコペソは大きく反発しました。
Peso07077

トルコリラもやや安定。
Try07077

どちらも選挙前に不安が極大化し、選挙後は売り圧力が低下しました。

新興国債券のETFも、だいぶ売り尽くしたようなチャート。

1566070777

米国金利の上昇が一服で、ドル高も一服し、新興国関連への売りも小休止の雰囲気です。

米国長期金利の低下を材料に、株式市場にリバウンドが見られるかもしれませんが、長短金利差の縮小は、この楽観が徐々に終焉に近づいている証しだと思います。

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