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September 22, 2018

今週の相場(9/21時点)

今週のDOWは+2.3%、NASDAQはマイナス0.3%。
日経平均は+3.4%と大幅高、ドル円は112円05銭から同56銭と、50銭高でした。

先週述べた通り(米金利上昇なのにドル安→それでも円安→日本株上昇、ですから、リスクオンムードを煽ることで、短期的に円安日本株高ムードを作りたい市場の思惑がありそう)、日経平均は6日続伸。

DOWも最高値更新。
NASDAQがとっくに高値更新しているのだからDOWもありだろう、程度の理由かと思われます。

欧米はカレンダーイヤーで動いているので、とにかく年内もうひと稼ぎしたい→異議なーし、というポピュリズム相場に見えます。

バフェット指数とか適切なバリュエーションは、などという小難しい理屈を振りかざす奴(私のことか?)は市場から弾かれてしまいます。

米長期金利。

Us10y09222

3%を超えて推移していますが、むしろ利ザヤ改善(この1か月で、米2年金利は2.59%→2.80%と21bsp増加、10年金利は2.81%→3.06%と25bsp増加)で金融株を買う動きもあり、良いとこどり解釈が横行しています。

ドルインデックス。

Dxy09222

今週は、95→94.2と低下。(ドル安)

株が上がってリスクオンムードが広がり、為替相場はドル売りですから、日本人の場合、クロス円のロングが、このムードに乗るには適切。

ちなみに豪ドル円です。

Audyen092256

リーマンショックから10年が経ち、メディアでは特集が多く組まれていますが、市場関係者が誰一人塀の中で反省していないので、市場はリーマン前の「何でもあり」に戻った様相です。

当時(08年末)に比べて、世界の総債務は4割増加して247兆ドル。
世界GDPは24兆ドル増えて77兆ドル。
GDP比でみた債務規模は2.9倍から3.2倍に拡大しており、言い換えると、借り入れによる経済成長効果は逓減です。

また、一般的に国家レベルでバブル崩壊サインと言われる2.5倍を、世界全体で突破。

一方、世界の株式時価総額は債務膨張を吸収して拡大。
米国だけで20兆ドル近く増え、世界全体では52兆ドル増加。

70兆ドルの借金が、GDP24兆ドルと株式52兆ドルを作り出しているので、やはり金融緩和は実体経済よりも資産価格を押し上げると言えそうです。

足元の仮想通貨市場も、XRPを筆頭に反発していますが、こちらも特段の裏付けがない上昇なので、持続性は良く分かりません。

株式主導のリスクオンに為替や仮想通貨が付いて行っているような相場なので、金利上昇を無視して、どこまで株式パーティを続けられるのかがポイントかと思います。

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