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November 04, 2018

今週の相場(11/2時点)

株式相場はボラタイルな展開が持続中で、DOWは先週のマイナス3.0%に続いて今週は+2.3%。
NASDAQは、マイナス3.8%→+2.6%。

DOWは200日線を維持するところまで戻りましたが、NASDAQは依然割れています。

日経平均の直近2週は、マイナス6%→+5%の乱高下。

結局のところ10月1ヶ月間で見ると、DOWがマイナス5%、NASDAQマイナス9%、日経平均もマイナス9%でした。

株価の調整は、(1)過熱感への警戒(2)金利上昇(3)中間選挙10月底値のアノマリー、の3つで説明可能かと思います。

株式に比べて冷静だった為替は比較的安定。
今週のドル円は、111円90銭→113円20銭のドル高方向。

ドルインデックスです。

Dxy11033

ドルの堅調ぶりの背景は金利高でしょう。

米長期金利です。

Usin1011033

金利高の要因は、10月雇用統計の賃金上昇率3.1%だと考えられます。

米平均時給の前年比チャートです。

Jikyuuus11033

3%を超えるのは09年以来のようです。

チャートの一般論として、高値圏での乱高下は相場の方向性の終焉を示しており、FRBの利上げ出遅れ感を背景に踊っていた株式市場が最も不安定です。

トランプの各種経済政策でアクセルを踏んでいた米経済は依然好調ですが、インフレ→高金利→住宅市場の後退→株価調整という負の面が意識されるステージに入ったようです。

インフレが亢進し、債券市場で金利が更に上昇するなら株価は下落持続するでしょうし、今後の景気懸念から金利上昇が止まるなら株価の一定の反発が期待できるかと思います。

米金利上昇で円安になれば日本株にはプラス効果ですが、現実の株式市場においては、N225<DOWという関係が見られており、いくら円安でも、米株安なら日本株も期待できないようです。

日経平均とDOWの比較(6ヶ月)

N225dow11hikak

インフレによる金利上昇で米国株が更に大きく下落して政治問題化した場合には、トランプによるドル安誘導というミニプラザ合意的なtwitter介入(?)が起こり得ることも、円安局面での日本株買いが限定的であることの理由かもしれません。

ドル安誘導の場合には、貿易戦争のダメージを人民元安で緩和したい中国と米国が、為替市場で激突することになります。

どちらが勝者になるかは分かりませんが、株式市場での敗者は日本でしょう。


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