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December 16, 2018

今週の相場(12/14時点)

今週のDOWは1.2%安、NASDAQは0.8%安。
先週の大幅安からの反発期待は裏切られました。

日経平均は1.4%安。
この間のドル円は、112円70銭→113円40銭へとやや円安に振れたものの、狭いレンジでの行ったり来たりであり、あまり助けにはなりませんでした。

今さらながら、米国株がバフェット指数で3割も下げ余地があることが語られていますが、DOWは24000$、日経平均は21000円が何とか支えになっているようなチャートです。

DOW週足です。

Dow12155

ドルインデックスは、先週の96.5→97.4と上昇。
アメリカ経済も来年以降は心配ですが、欧州はもっと心配ですから、ユーロからドルへのシフトが発生しています。

年初来のドルインデックスです。

Dxy12155

ひたすらユーロ/ドルの売りで勝負するのが正しかったようです。

大きく揺れる株式市場に比べると、為替市場は安定的。
基本的には、「株ほど踊らなかった」ことが低ボラの背景にあろうかと思います。

ひところのトルコリラ騒動も鎮静化し、ドル高傾向とは言え、新興国全般の株式・為替は低位ながらも落ち着いているように見えます。

米長期金利は2.84%→2.89%と上昇。

イールドカーブに大きな変化はなく、依然として2年と5年は僅かに逆転。
2年と10年の差は0.16%しかないので、今月0.25%の利上げがされた場合の長短金利差動向には注目が集まります。

もし2年と10年が逆転すれば、それなりに株にネガティブな反応が予想されます。

CMEの金利先物市場では、今月の利上げ(2.25~2.50%)予想が76%ですが、来年末の金利は2.6%で取引されており、相変わらず来年の利上げはせいぜい1回程度。

トランプ大統領が利上げを強く牽制してることもあり、FRBは今月利上げ後にハト派的なコメントをするはず、という期待感が既に織り込まれています。
従って、いわゆるパウエルプット的な買いを深追いするのはリスキーな気がします。

原油相場はひとまず、熱狂も悲観も終わった様子です。
来年の需給緩和の可能性については概ね織り込み、何が起こるか分からない中東情勢への懸念が下値を支えるといった感じでしょうか。

大口投機玉の買い越しポジションと価格推移です。

Wti12144

現時点で、主要なアセットクラスの年初来パフォーマンスは、DOW2.5%安、NASDAQ+0.1%、原油17%安、ゴールド6%安、債券も金利上昇でマイナス。

株式市場は今年1月が楽観のピークで、それからは高所恐怖症の症状が徐々に高まり、小反発しながらの下り坂。

今考えれば年初にこれを買っておけば良かった、という投資対象は見つけにくいですが、J-REITは約10%高です。

この先も、株式が少し駄目ならREITは何とか、株式が大きく駄目ならREITも駄目、ではないでしょうか。

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