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January 05, 2019

本年第一週の相場(1/4時点)

新年に入って米国市場は3日間、日本市場は1日だけの取引ですが、DOWは+0.4%、NASDAQ+1.5%、日経平均はマイナス2.3%。
但し先物ベースだと日経平均は+0.4%となり、DOWと一緒です。

株式相場は割高を修正しようという下方圧力が依然強く存在しますが、これはFRBへの催促相場でもあり、4日のDOWは、パウエル議長の柔軟な発言を材料視して前日に下げた約700$を取り戻すという乱高下を演じています。

為替市場では、2日午前8時(NYは元旦休日のPM6時)という空白時間帯に1$=104円というフラッシュクラッシュがあり、正月で飲み過ぎたかと自分の目を疑いましたが、現在は108円50銭。
昨年末の109円60銭からは1円程度の円高レベルとなっており、先月中旬に113円から下降し始めた円高トレンドが継続中です。

Dy0105556

米長期金利は年末の2.68%→2.67%と小動き。

ドルインデックスは拮抗してはいるものの11月の高値は抜けず、穏やかなドル安トレンドが出来るかどうかトライ中、といったところでしょうか。

Dxy010555

原油相場(WTI)は、昨年末の45$台→48$台と大きめの反発。

昨年末に書いた見通し、

・米国株は依然厳しい
・ドル円は円ショートが残っていて危ない
・原油価格は案外底堅い
・ドル安なら癒し

に概ね沿ったスタートです。

4日に発表された雇用統計。
非農業部門雇用者数は予想18.4万人に対して31.2万人、失業率は予想3.7%→結果3.9%、平均時給は前年比予想3.0%→結果3.2%。

堅調な数字は、すぐにも景気が下降するという不安を軽減し、この後のパウエル議長のハト派発言との合わせ技で株価は反発しましたが、基本は下げた分の戻しです。

CMEの金利先物市場では今年12月が2.35%と、現在のFFレート2.4%よりも低く取引されています。

今年は利上げしないでくれ、という「お願い予想」となっており、これは少しでもFRBがタカ派的になればまたショックが走るとネガティブに捉えることも出来ますし、あまりに弱気なので好材料に反応しやすいとポジティブに理解することも可能です。

いずれにせよ、米国株が本格的に落ち着くためには更なる調整が必要ですから、それまでは業績で下げ、政策期待で戻すといったハイボラが継続するというのがメインシナリオです。

もっとドル安が進めば、米国企業の海外収益の嵩上げと新興市場・コモディティ市場の落ち着きによって安堵のタイミングが早めに訪れるでしょうが、まだ明確なドル安の兆候は見えていません。

指数はともかく、日米ともに個別には「お買い得銘柄」だろうと思うものを少し買っていますが、米国株は反発の持続具合が微妙ですし、日本株は潜在的な円高圧力が懸念材料であり、どこまで保有するかは決めかねるところです。

下げ相場での逆張りは、神経を使う割にリターンは小さいとしたものですが、チャレンジはします。

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