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February 24, 2019

今週の相場(2/22時点)

今週のDOWは+0.6%、NASDAQは+0.7%、日経平均は+2.5%。
日経平均の上昇幅が大きいのは、先週15日金曜の大幅上昇分(DOW+1.7%)が日本市場では今週に反映されているからです。

ドル円は110円40銭台から60銭台へと若干の円安。
株がジタバタしていても為替はさほど動きません。

DOWは昨年11月上旬以来の26000$回復ですが、当時の米長期金利は直近高値の3.2%台。
今は2.6%台。

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同じ26000$でも、昨年は景気が良いから株は高い、でしたが、今は、景気は悪くなるだろうけど金利は低いから株は高い、に変わりました。

業績相場から金融相場へ逆戻りし、株の買い戻しが相場を支えているといった様相かと思われます。

コモディティ相場を見ると、金(GOLD)が、先週の1322$→1330$。
WTIが、55.5$→57.1$と、依然としてコモディティ高による実質的なドル安傾向が続いているように見えます。

ドルインデックスは、先週の96.9→96.5と、為替もドル安。
いまだに金利のないユーロは買えないものの、金利上昇が止まったドルを買い続けるのも限界があるということでしょうか。

ドル安になると、投資家は新興国を向きます。

不動産バブルという最も大きな時限爆弾を抱えていると思われる中国でさえ、上海総合指数が節目の2500を割った年初から反発して短期間で1割以上買われていますし、他の新興国の株式市場も概ね似たようなもの。

人民元は、米中貿易協議中に安くする訳にはいかないという政治的事情のせいかどうか知りませんが、昨年12月以降ジリ高模様で安定しています。

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人民元と新興国相場は大体シンクロしていますから、この傾向が続くと考えるのなら、中国株でもアジア株でも、ともかく買っておいた方が良いという心理でしょう。

こうした金融相場を支えているのは、楽観です。

米中ともに景気は悪化傾向にある中、それを後押しするような株価下落は政府が容認しないので、金利は本来よりも低く設定せざるを得ない、だから株は上がる。
といった思惑が相場を支え、ついには仮想通貨市場にまで、その緩い空気が伝染してきているように感じられます。

政策金利を決めるのは当局であり、そのハト派的な姿勢が株価を維持するだろうと決めつけるということは、しょーもない管理相場の容認ということにもなりますが、現在の我々はそうした世界で生きており、出来ることをするしかありません。

個人的には徐々にポジションが少なくなり、今週は大昔から持っていた金ETFを少し換金し、ちょっとだけ出遅れ銘柄を買ってみたりしましたが、基本は黙って見ていたらまた少し資産が増えたといった1週間でした。

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