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March 24, 2019

今週の相場(3/22時点)

今週のDOWは1.4%の下落、NASDAQもマイナス0.6%。
日経平均は+0.8%ですが、先物ベースでは下落です。
先日、ECBが年内の利上げを断念したことに続き、今週のFOMCでも年内の利上げ無しと示唆されました。
また、「経済活動の拡大は昨年第4四半期の堅調な速度から鈍化した」と景気見通しは下方修正され、資産縮小も9月には停止するとの発言がありました。

株式市場にとって低金利の持続は歓迎ですが、それにしても景気はそれほど悪いのかと投資家が迷っていたところ、22日発表のドイツの3月PMIが44.7と2012年以来の低水準をつけたことが、「やっぱり悪いのか!」と市場のリスクオフマインドを強く刺激しました。
ユーロ円は126円台から一気に2円ほど円高。
22日のDOWは460$の下げ。
米国長期金利は先週の2.58%→2.44%へ急落し、米国イールドカーブは6ヶ月もの(2.46%)と10年が逆転する歪な格好になってしまいました。
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CMEの金利先物市場では、今年12月が2.22%と現行の2.4%よりも0.18%低く取引されており、参加者の半数以上が1回以上の利下げを織り込む弱気な心理状態になっています。
そもそも国内に投資機会の少ない「円」は、金利と株高による運用を求めて海外へ出稼ぎに行っているのが常態で、そのために円安バイアスがかかっています。
現在のドイツ長期金利は-0.02%であり、株も米国より冴えず、欧州での投資チャンスは見つけにくい状況です。
となれば、いまだに2.5%程度の金利が得られるアメリカが頼りですが、当分は利上げ無しどころか利下げ濃厚、株もピークアウトかとなれば、一旦は出稼ぎからの帰省を余儀なくされて円高になる可能性が高くなっています。
折しも日本の10連休という空白期間が近づいており、円ショートポジション狩りには絶好の機会を提供しようとしています。
既に、流動性の低いトルコリラ/円では、ストップロスを狙った円高攻撃が始まっています。
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ドル円では104円、ユーロ円では118円という年初のフラッシュクラッシュも視野に入っていると考えた備えが必要だと思います。

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