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April 07, 2019

今週の相場(4/5時点)

今週のDOWは+1.9%、NASDAQは+2.7%、日経平均は+2.8%。

ドル円は、先週の110円80銭台から111円70銭台へと、1円ほど円安。

ドルインデックスは、97.28→97.36と僅かながらドル高。

いわゆるシカゴ筋ポジションを見ると、全般的にドルの強い環境下で、株価上昇に連れて円売りを進めてきたという感じでしょうか。

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不人気の日本株にも周回遅れで買いが回ってきたと喜んでいる向きもあるでしょうが、東証の売買代金は全く盛り上がっておらず、5日金曜日の東証一部売買代金は2兆円割れ。

2月の月間売買代金は前年比27%ダウン。証券株は物色外です。

米3月雇用統計は、雇用者数が19万6000人増と2月の3万3000人増(修正後)から大きく持ち直し、賃金は前月の前年比+3.4%→+3.2%に低下し、失業率は3.8%で変わらず。

都合よく解釈すれば、インフレ無き好景気ですから、株を買いやすい結果であったと言えるかもしれません。

CMEの金利先物市場では、12月金利が2.26%と、現行の2.41%より0.15%低く取引されており、参加者の半数が1回以上の利下げを織り込んで取引されている状態です。

現在の高株価で金利を下げる必要など全くないと思われますが、逆説的に言えば、将来の利下げという安心材料があるから今の株価が維持できるということかもしれません。

米長期金利は先週の2.40%から2.49%へと若干持ち直し、3ヶ月(2.42%)と10年の逆イールドも解消されましたので、楽観派には支援材料となっています。

昨年12月の株価急落に脅えた米政権は、FRBを脅して低金利政策へと追い込み、それに右に倣えするかのように、先進国は皆ハト派クラブ入りし、全員参加でPKOといった格好です。

本来、景気は循環するものであり、リセッションや株価の調整を過度に恐れる必要はありませんが、リーマンショック以降、中央銀行が相場介入したことで、今では株価維持が政治課題となり、いつでも株が上がらないと満足しない人が増え、相場全体がブクブクとメタボ化しているのが実状かと思われます。

こうしたバブル的な相場維持のための過剰流動性と楽観心理は、本来不人気な上海株を急騰させ、ついには全く静かだったビットコイン等暗合資産にまで浸透してきました。

ジャンクボンドでさえ、昨年高値に面合わせの様子です。

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こんな伸びきったゴムのような相場で、いまさら何を買えば良いのかと思うのが伝統的な投資家だと思われますが、まだまだ行けると思う人たちが大勢いるからこそ、ここまで上がってきたのでしょう。

日本市場では、いよいよ来週後半くらいから、10連休に備えたポジション縮小の動きが顕在化してくるのではないかと、下げ相場期待で見守るつもりです。

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