« 今週の相場(6/14時点) | Main | 今週の相場(7/5時点) »

June 30, 2019

今週の相場(6/28時点)

今週のDOWはマイナス0.4%、NASDAQはマイナス0.3%と米株指数は僅かに下げ。

日経平均も+17円と、G20での米中会談を控えて殆ど動けずでしたが、いわゆるファーウェイ銘柄には買戻しが入り、例えばTDKは先週より6%、アドバンテストは8%上がっています。

米長期金利は、2.05%→2.01%と、更に下がりました。

楽観の株式、悲観の債券と、両者の相場観が全く違うという指摘がありますが、何しろ「金あまり」なので、ジャンク債含めて何でも買うしかないとすれば説明が付きそうです。

CMEの金利先物市場では、7月の利下げ織り込みが100%という異常事態。

FRBパウエル議長は25日、「金融緩和の必然性は高まっているが、個別のデータや短期的な心理の振幅に過剰反応しないようにも注意している」と早期利下げ期待を若干牽制はしたものの、「予防的な利下げ(?)」を望む市場の声は消えないようです。

金利低下に伴ってドルは売られる傾向となり、ドル円は一時106円台がありましたが、27日の香港サウスチャイナ・モーニング・ポストが米中貿易戦争は一時休戦と伝えたこともあり、直近は107円90銭台と、先週の107円30銭台よりもリスクオン水準です。

ドルが安ければ金は買われるという鉄板の法則により、金先物価格は先週の1396→1412$。

同じくデジタルゴールドも、非常に荒い値動きですが、100万円台→130万円近辺と、急上昇トレンドを維持しています。

G20での米中協議の結果は、中国が米農産品を買い、中国製品への追加関税を延期して貿易協議再開という、数値や期限のない曖昧な妥協の産物でしたが、トランプの会見ではファーウェイへの禁輸姿勢の緩和も示唆されており、全体的には「中国寄り、市場寄り、米大統領選挙寄り」という印象です。

厳しく見れば、何も具体的には決まっていないとも言えますが、決裂して全品関税化という(市場にとっての)最悪を回避したという意味で、マーケット的にはプラスに捉える人がいると思われます。

冒頭述べたように、半導体銘柄は今週かなり反発しており、この結果は一定程度織り込まれていたものと考えられますが、週明けに更に買われるようなら、一部利確のチャンスと捉えたいと思います。

|

« 今週の相場(6/14時点) | Main | 今週の相場(7/5時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 今週の相場(6/14時点) | Main | 今週の相場(7/5時点) »