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June 16, 2019

今週の相場(6/14時点)

今週のDOWは+0.4%、NASDAQは+0.7%、日経平均は+1.1%でした。

ただし東証の商いは薄く、SQだった金曜以外は売買代金2兆円割れです。

利下げ期待を背景に先週5%近く上昇したDOWは、利益確定売りをこなしながら、どうにか高い位置をキープしました。

ドル円は108円20銭→同50銭と安定。米利下げ観測によるドル売りはあるものの、それでも他に買う通貨がないという現実が交錯します。

米長期金利は2.08%で先週と変わらず。

2年物が1.84%と更に低いため、2年-10年の逆イールドは発生していませんが、FFレート2.25~2.50%と比べると、どちらかの歩み寄りが期待される状況です。

CMEの金利先物市場では12月が1.75%と、年内3回利下げして下さいと言い続けています。

原油(WTI)は、54→52.5$と下落。

イランを巡る情勢は、安倍首相の歴史的なイラン訪問→ホルムズ海峡でのタンカー襲撃→アメリカによるイラン犯人説→イランは否定、という経緯になっていますが、原油相場が沸騰しそうには見えません。

香港では、いわゆる逃亡犯条例を巡って騒乱状態となり、それが日本株の上値を抑えるネガティブ効果もあったように見えました。

昨日、政府側が譲歩して条例制定の延期が発表されましたが、撤回した訳ではなく、今後ともこの問題に限らず、独裁中国と自由香港との対立が続くことは確実です。

しかしながら既に香港は中国の一部ですから、他国が実力で関与するのは困難ですし、大陸の中国人の大多数は、非道な共産党に我慢して日々暮らしているものと思われます。

この大きすぎる国家が近い将来、国民のコンセンサスによって、内部から平和的に民主化されることを切に祈ります。

金(ゴールド)は強含み。

ドルの利下げ観測、中東や香港の政情不安、中国の金購入(5月は16トン購入。2016年1月以来最大)といった要因が挙げられています。

景気が後退するから利下げ要望という局面なのに、依然として割高圏でとどまる株はとても買えないと考えるなら、買えるのは金くらい。こうしたセンチメントは、デジタルゴールドであるビットコインにも同様に見られるように思われます。

米中貿易戦争の象徴となったファーウェイへの禁輸の影響を見込み、ブロードコム(時価総額10兆円)が今期売上げ見通しを10%下方修正しましたが、金曜のブロードコム株はマイナス5.5%と、当初の時間外取引価格よりは下げが軽微でした。

ダメージの数値化が徐々に進んできたことで、この問題の織り込みは、そろそろ終盤戦かもしれません。

基本的に株式市場のピークは、昨年秋で終わっていると思いますが、それでもまだこの官製相場にチャンスはあると群がる人々もいれば、それに背を向けて着々と避難を進める人もいます。

いつその帰趨がハッキリするのかは、いまだ判然としませんので、今は両睨みのような人が多いのではないでしょうか。

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