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June 02, 2019

今週の相場(5/31時点)

今週のDOWは3%安、NASDAQは2.4%安、日経平均も2.4%安。

ドル円は109円30銭→108円30銭へと1円の円高。

日経平均は、もっと下がってもおかしくないセンチメントだと思いますが、先物ベースで20400円と、まだ2万円を維持。まずは節目の2万円を試さないことにはアク抜けしないように感じられます。

原油相場(WTI)もナーバスになり、景気後退による需要減を気にしているのか、今月になって64$から53$へと急落しました。

DOWは200日線を明確に割っていますし、年初を23000$スタートとすると、上げ幅の半分を失いました。「半値失いは全値失い」の格言(?)どおりになるでしょうか。

Dow053199

米中貿易戦争が長期化する中、不法移民のゲイトウェイとなっているメキシコにもトランプ砲がさく裂。5%の制裁関税が6月10日から適用され、10月までに段階的に25%に引き上げられると発表されています。

アメリカへの輸出を狙ってメキシコに進出した企業には売りが続出。全販売台数の10%以上をメキシコ工場に依存するマツダは1日で7%も下げました。

米中に比べれば、メキシコからの不法移民問題は解決の可能性が高いと見られてはいるものの、先行きは予想できず、相場は更なる視界不良となっています。

何でも関税で解決しようとする「トランプ流人質戦略」には大きな反発が発生。全米商工会議所はメキシコ製品への関税発動に怒り、差し止めを請求するためホワイトハウスを提訴する検討に入ったと報道されており、産業界がトランプを動かせるのかどうかも注目されます。

当然ながら株から債券への逃避が起こり、米長期金利は先週の2.32%→2.12%と大きく低下。

2年金利は1.92%と、2年10年の逆転は起こっていませんが、1年もの金利は2.20%ですから逆イールドです。

CMEの金利先物市場では、12月が1.92%と、先週の2.2%から大きく低下。参加者の35%が年内2回利下げを予想しており、さながら利下げ催促相場となっています。

そもそもアメリカが中国に要求している、知的財産権保護、強制技術移転の禁止といった項目は、「泥棒行為はダメよ」という話であり、知財部分は中国にも利益があるとさえ思われますが、メンツのために受け入れられないと決裂したとすれば、「共産主義の名を借りた独裁資本主義国家中国」の硬直さと限界を示すものと思われます。

中国共産党支配の正当性のためにアメリカに屈さない態度を取ったものの、国内経済が疲弊してしまえば、どこに正当性を求めるのか。

中国人民は、共産党の経済のカジ取りに注目しています。

結局5月は、「Sell in May」かつ「Buy Bitcoin」でした。

せっかくGW前に作ったFXの円高ポジションを、早々に解消してしまったのは失敗でした。

トランプ相場は予測不能ですが、日経平均が2万円を切ったら、日本株の買い増しを検討します。

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