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July 28, 2019

今週の相場(7/26時点)

今週のDOWは+0.1%、NASDAQは最高値を更新して+2.3%、日経平均は+0.9%。

ドル円は、先週の107円70銭台から1円ほど上がって108円70銭近辺。

欧州中央銀行(ECB)は25日、ユーロ圏経済を支えるための金融緩和を夏季休暇後に拡大すると強く示唆したと報道されており、基本的にはユーロはドルに勝ちにくい環境かと思われます。

来週のFOMCでは利下げが確実視されており、相場は崩れないという楽観気分が支配的で、米中貿易戦争も日本の韓国への輸出手続き見直しも何のそのと、半導体指数は今週だけで4.5%も上がり、NASDAQを牽引。

好決算のグーグル(アルファベット)は26日に10%上昇して約8兆円もの新たな資産価値を生み出し、一瞬にしてゴールドマンサックスが一つ増えた、と話題になりました。

日本でもアドバンテストが1日で20%上昇するなど、あまり見ないような集中買い現象が発生し、景気後退予防のために利下げするという現実の経済環境と乖離したお花畑相場が一部で発生しているのではないかとも懸念されます。

FOMCの結果がどうあれ、政府とFRBが何とかしてくれるというこの他力本願相場が崩れない限りは、買って勝負だというトレーダーが多数派の相場が続くように思われますが、相場の変化は一瞬に訪れるので、慎重に観察し続けるしかなさそうです。

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July 21, 2019

今週の相場(7/19時点)

今週のDOWは0.7%安、NASDAQも1.2%安、日経平均1%安。

米国株は先週の高値更新の反動安と見るのが自然かと思われますが、日経平均は2週連続安。

米株ロングかつ日本株ショートという必勝法は依然として機能しているようです。

米長期金利は先週の2.12%→2.06%に下落し、ドル円は107円90銭→107円70銭台と僅かながら円高方向。

18日、ウィリアムズNY連銀総裁が「利下げというワクチンで経済の災いを予防すべき」と発言したために一段と利下げ期待が強まり、米金利低下→ドル安になったものの、更なる株高を演出するには至りませんでした。

一部には今月のFOMCで0.5%の利下げを見込む声もありますが、さすがにそれは無いのではと思っています。

ファーウェイ問題と需要懸念で大きく下げた半導体指数は、5月の安値から2割近く反発しました。

日本株でいうと、アドバンテストが2500円→3200円、東京エレクトロンが14000円→17000円など、不人気で閑散とする東京株式市場もノーチャンスではないようです。

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July 14, 2019

今週の相場(7/12時点)

今週のDOWは+1.5%、NASDAQは+1.0%で、揃って高値更新。

日経平均は逆に0.3%安。

日本株が米国株上昇に付いていけないのは、米株上昇の一因がドル安(円高)なのと、依然として中国経済への懸念が強いことが理由と思われます。

日本が韓国への輸出規制を強化するニュース(いわゆるホワイト国解除)は、日米の半導体企業にプラスとみられることもあり、米国市場ではマイクロンはじめ半導体銘柄の反発が顕著ですが、日本の同種の銘柄に関しては動意薄です。

ドル円は先週の108円40銭台→107円80銭台へと円高方向でした。

今週注目されたFRBパウエル議長の議会証言は、市場に優しいトーン。

「前進しているようにみえた貿易交渉は逆に不確実性が増し、経済拡大を続けるためにより緩和的な金融政策を実施する根拠が強まった。」

ここまで言いますかというくらいのハト派発言によって今月FOMCでの利下げは確実視され、株価を押し上げました。

米長期金利は2.03%→2.12%と上昇。仮にFFレートが0.25%下がると、おそらく2.15%程度に誘導されるので、長短金利逆転現象はかなり緩和されます。

史上最高値を更新したDOWを長期的に眺めると、60年で45倍。

これは年間6.5%複利ですので、過去に短期金利が20%に近づくようなインフレもあったことを考えると、比較的穏やかで受け入れやすい数値という気もします。

つまりは、極めて割高なようで、一定の抑制が効いているということになるのでしょうか。WSJによるバリュエーションは、DOWが予想PER17倍、NASDAQ22倍です。

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July 06, 2019

今週の相場(7/5時点)

今週のDOWは+1.2%、NASDAQは+1.9%と堅調で、DOWも史上最高値を更新しました。

日経平均も薄商いながら+2.2%。

米中間で更なる関税賦課が避けられたG20の結果を受けて、株式市場は基本的に買いが優勢でした。

6月の米雇用統計は、雇用者数が22万4000人増、失業率は3.7%と0.1ポイント悪化したものの労働参加率が0.1ポイント上昇で実質改善、平均時給は前年同月比3.1%増と堅調。

これを受けて、米長期金利は直前の1.94%→2.03%に上昇。ドル円は、先週の107円台から108円40銭台と円安。

強い雇用統計が利下げ観測を弱めて株を下げた、と解説されていますが、金曜の下げはDOWもNASDAQも0.1%程度ですから、依然としてFRBが利下げで株価を支えてくれるとの期待感は変わっていません。

CMEの金利先物市場では、12月の金利が1.81%と、現行の2.41%より0.6%も低く取引されており、年内に2回以上の利下げを織り込んでいます。

株価は史上最高値で雇用は好調ですから、伝統的な常識(?)では利下げの根拠が見つかりませんが、中国の景気後退感や既に決まった米中関税、ドイツが3年ぶりにマイナス金利になるなどの不安感が漂う中で、ここまで市場に利下げを期待させてしまった以上はやるしかないだろうと、FRBは追い込まれています。

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