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November 03, 2019

今週の相場(11/1時点)

今週のDOWは+1.4%、NASDAQは+1.7%、日経平均は+0.2%。ドル円は、108円60銭→108円10銭と50銭ほどの円高。

この1か月間で+1.6%のDOWに対して+5%と遅れを取り戻してきた日経平均ですが、為替が109円の壁に阻まれていることもあって若干息切れしてきたようにも見えます。

NASDAQとS&P500は最高値更新中で、DOWも最高値にあと10$ほど。アップルは一足先に最高値更新。

数年前のアップルは、PER15倍以下と比較的割高感がないという安心感がありましたが、今はPER20倍を超えてきました。

米長期金利は1.79%→1.71%。株高にも関わらず、FRBの利下げの効果もあってか金利は低下。投資家は株と債券を同時に買っています。

FRBの利下げ効果は、短期金利により強く働くので、現在の2年債金利は1.55%、3か月金利も1.51%となって、懸念されていた逆イールドは解消し、金融株にも安心感を与えています。

今年3月に逆イールドが心配されていた時は、10年も2年も2.4%台でしたから、思いっきり金利レベルを下げたことで「正常化」したと見ることも可能で、緩和大好き派の目で見れば、FRBは昨年金利を上げ過ぎたのだということになるのかもしれません。

逆に見れば、グレイトなアメリカ経済は、2%程度の金利にも耐えられない脆弱さだったということになりますが、とにかく株が上がれば良いという人には、FRBさまさまということになりそうです。

10月の米雇用統計は、NFPが12万8千人増と、GMの長期ストで期待値が低かった割には好調。過去2カ月分も9万5000人上方修正され、3カ月平均は17万6000人増。

失業率は3.6%と前月から0.1ポイント悪化したものの労働参加率が0.1%上がっていますし、平均時給は28.18ドルで前年同月比3.0%増。

全般に、懸念を吹き飛ばす好調さと言って良く、株式市場は好感しました。12月の利下げ確率は12%にまで減少し、利下げが無くても株は上がるだろうという楽観が増えています。

雇用統計を見る限り、今年のクリスマス商戦もそれなりに盛り上がるのではないかと推測され、消費意欲が強ければ、米株には安心感があるというのが伝統的な考え方かと思われます。

ドルインデックスは、9月末の99.4→97.1にまで急降下。ポンドやユーロに買戻しが入って、ドルしか買えない状態が変化し、欧州や新興国など、米国以外のマーケットにも少し安堵の空気が広がっています。

世界景気はピークアウトし、米中貿易協議はキツネとタヌキの化かしあいでダラダラ交渉ですが、それでも潤沢な投資マネーは割高の壁を登っていくだろうという期待感が高値を更新させ、グリード(強欲)指数は81点まで上昇です。

選挙に勝つまではパーティを終わらせないとアメリカ大統領が言っているのだから、少なくとも年内は、泥酔しない程度に付いて行こうという人が多いように感じられます。

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