« January 2020 | Main | March 2020 »

February 22, 2020

今週の相場(2/21時点)

今週のDOWは1.4%安、NASDAQは1.6%安、日経平均は1.3%安と全て下げ。

ドル円は109円80銭→111円60銭と大きく円安が進み、上値抵抗線をブレイクしたことが話題です。

株価を下げたのは言うまでもなく新型肺炎リスクの広がりで、感染者数は韓国約300名、日本約100名となり、中国リスクは「日中韓リスク」と格上げ(?)され、アフリカやイランにも広がっています。

感染力や重症者条件など依然として不明な部分が多く、更に爆発的な感染拡大があるのかどうか、分からなければ株は売るしかありません。

ここに来て円が売られたことについては、円がリスク資産となり、安全通貨ドルへの避難が発生したという捉え方が妥当かと思われます。

これまで、リスクオフ事象の発生局面では、海外(主にアメリカ)へ出稼ぎしていた円が出戻って円高になるという行動が繰り返されてきましたが、もはや日本に戻っても安全ではないですし、出稼ぎ先で仕事を探し続けるしかない事態となりつつあります。

円安でも株は買われずのダブル安。日本国債が売られていないのでトリプル安にはなっていませんが、これは「まだ安心」というよりは、日銀の国債買い占め政策によって日本国債市場がまともに機能していない、即ち、体温計が壊されたためと考えた方が良さそうです。

Continue reading "今週の相場(2/21時点)"

| | Comments (0)

February 15, 2020

今週の相場(2/14時点)

今週のDOWは+1.0%、NASDAQは+2.2%、日経平均はマイナス0.6%。

ちなみに火元の上海総合は+1.4%ですから、日本経済の先行きが中国以上に深刻だと見られ始めた可能性があります。

米長期金利は1.58%、ドル円は109円80銭近辺で共に変わらずですが、ユーロドルではドル買いが進み、ドルインデックスは98.7→99.2と上昇です。

武漢発の新型肺炎は、新規感染が再加速。臨床診断を加えた基準変更が理由とされていますが、いまだに無症状感染者数は除外されていると報道されており、どこかで再々加速する可能性が濃厚です。

公式発表上は湖北省以外の感染者数が減る傾向にありますが、中国での移動規制は更に厳しくなっており、封じ込めは想定どおりの成果をあげていないものと思われます。

手ぬるい対応で後手後手となった日本は、明らかな二番手汚染国と見做されており、ミクロネシア等に続いて、主要欧米国での日本人入国制限が始まる気配があります。

人口過密の東京では特に感染拡大が懸念されるので、首都圏パニックも想定した個々人の自衛策が推奨されます。

国もWHOも中国の影響下にある連中が多く、国益上全く当てにならないことは、何より確実です。

Continue reading "今週の相場(2/14時点)"

| | Comments (0)

February 09, 2020

今週の相場(2/7時点)

今週のDOWは+3%、NASDAQは+4%、日経平均は+2.7%と揃って反発。

新型肺炎による健康不安や中国と周辺経済への悪影響本格化への懸念は益々深まっているというのが日本での一般的な感覚かと思われますが、市場関係者の間では、新展開が無い限り、この材料は終わったという声さえ聞かれます。

特に米国人投資家にとっては、今シーズン米国内で1900万人の患者が発生して1万人の死者が出ているインフルエンザの方が身近なリスクであり、そのインフルエンザが材料視されないのに遠い東アジアの新型ウイルスなどケアしようがないという気分のようです。

7日発表の1月米雇用統計は、失業率が3.6%と前月から0.1ポイント悪化したものの、雇用者数は22万5千人増と市場予想16万人を上回って堅調。CMEの金利先物市場での12月取引数値は1.26%と先週の1.12%よりも上昇し、利下げ期待の低下によって金曜のDOWは300$近い下げとなりました。

米長期金利は1.50%→1.58%と、株価上昇による債券売りですが、3か月金利の1.54%とほとんど変わらない低水準で株価を支えます。

為替市場ではドル高が進み、ドルインデックスは97.4→98.7。ドル円は108円40銭→109円80銭へとリスクオンの円安。

上がらない日本株から勢いのある米国株投資への持続的なシフトが進み、かつてのようにホームバイアスの円高が起こりにくくなっているとの指摘があります。

好き嫌いはともかく、トランプ政権は株価浮揚に成功しており、それが雇用に好影響を与えていることは否定できません。

Continue reading "今週の相場(2/7時点)"

| | Comments (0)

February 01, 2020

今週の相場(1/31時点)

今週のDOWは2.5%安、NASDAQは1.8%安、日経平均は2.6%安。なお日経平均先物は更に2%強も下がっており、金曜のNY株安と週明けの上海市場大幅下落を織り込んだ動きになっています。

相場の主役は今週も新型コロナウイルス。

中国の影響下にあるエチオピア人がトップを務めるWHOが、2回目の会合でようやく緊急事態宣言をしたものの、移動制限は勧告せず。

緊急事態と言っておきながらそれは無いだろうと、各国は自衛の動きを活発化。英国航空、ルフトハンザ、フィンエアなど欧州航空各社は中国便を欠航、アメリカは中国渡航を全面禁止、中国渡航者の入国も原則禁止。

腰の重い日本も、指定感染病決定、湖北省滞在者と湖北省発行パスポートによる入国禁止と、各国に足並みを揃える方向にシフト。アメリカに比べればまだ物足りないものの、封じ込め強化に取り組む姿勢を見せています。

中国の発表によれば、現時点での中国内感染者数は11000人超、死者は258人と、先週に比べて桁が増えました。死者258人のうち、245人は湖北省です。

これまで比較的楽観していた米国市場も急転反落し、金曜にはDOWが603$安と2%以上の下げ。

DOW指数の今月高値からの調整は約4%ですが、個別にはエクソンとキャタピラが13%安など、けっこう織り込んだきたなという印象はあります。

Continue reading "今週の相場(1/31時点)"

| | Comments (0)

« January 2020 | Main | March 2020 »