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July 26, 2020

今週の相場(7/24時点)

今週のDOWは0.8%安、NASDAQは1.3%安、日経平均は+0.2%ですが、日本は木金が休みだったので、CFDだと1.4%安。総じて反省の週でしたので、大きく買われたテスラや半導体、バイオ系銘柄などが利確ムードに押されて売り込まれました。

米長期金利は、0.64%→0.59%とリスクオフ。それに連れてかドル安が進み、ドル円は一時105円台があり、先週から1円ほど円高になって106円10銭台。ユーロは対ドルで、1.156→1.165と1%ほど上昇です。

米国の実質長期金利がマイナス0.9%と過去最低の水準に低下したとの報道もあり、ドルインデックスはテクニカル的な節目を割って下落しているとの見方も出てきています。

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ドル安の半面、ドルの通信簿と言われる金と銀が大きく上昇し、それぞれ週間で+5%、+16%と買い進まれました。

欧州では、長年の懸案であったEU共同債構想が結実し、コロナ被害からの復興共同債92兆円の発行が合意されました。日米欧が揃って大量の財政出動に踏み切ることは、通貨発行量の増加によって更なる資産価格の上昇心理を後押しするかもしれません。

23日発表されたアメリカの新規失業保険申請件数は、前週比10万9000件増の142万件となり、3月の底入れ以降では初めて上昇。感染再拡大→店舗の再閉鎖→再レイオフが連想されて、投資家心理を冷やしましたが、VIX指数もFear & Greed Index も殆ど変わっておらず、株式市場がどれだけ真剣に反省しているのかは疑問です。

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July 19, 2020

今週の相場(7/17時点)

今週のDOWは+2.3%、NASDAQは1.1%安、日経平均は+1.8%でした。勢いのNASDAQから出遅れのDOWへの資金シフトが若干あったのかもしれません。

米長期金利は0.64%近辺で特段の変動なし。ドル円は、107円ちょうど近辺で、こちらも大きな動きは見られません。

為替市場に関しては、緩やかにドル安が進んでいるとの指摘があり、ドルインデックスは、先月末の97.5→96.0。豪ドル/ドルも、同期間に0.68台→0.70台へと、じわりと買われているのは、市場の安定化でドルを握りしめている必要性がやや低下しているという解釈になるでしょうか。

ドル円に関しては、リスクオンなら売り、リスクオフなら買いと、同方向に動くことが多いので、変動幅は小さくなっているようです。

VIX指数は、今週一時30オーバーもありましたが、最後は25.7。平常時の20以下に近づいています。

Fear & Greed Index も59→63と上昇し、投資家心理は全般に改善傾向の様子です。

6月の米小売高は前月比+7.5%、前年比でも+1.1%と、予想を上回る好調さで、こんな状況でも米国人の消費意欲の高さを示しました。グラフにすると、これまでのトレンドラインにほぼ復帰しているという見方になります。

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FRBによるゼロ金利政策や多額の給付金を伴う財政政策が効果をあげているものと思われ、投資家は、再び経済指標が悪くなれば、FRBと政府がまた市場を助けてくれると楽観しているのかもしれません。

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July 12, 2020

今週の相場(7/10時点)

今週のDOWは+1%、NASDAQは+4%、日経平均は僅かに15円安でほぼ変わらず、でした。

米長期金利は0.67%→0.65%。

ドル円は、107円50銭→106円90銭へとやや円高。米国の金利が下がったことでドルを売ったとも、株高によるリスクオンで現金から離れたとも解釈できますが、いずれにせよ円を売るほどの楽観ではないと言えそうです。

景気や雇用が十分に回復しないことを反映するDOWと、コロナさえ材料にしてしまうNASDAQとの差は益々開いており、このままだとNASDAQは本格的なバブル領域に入って行きそうな勢いです。

そして、特定の銘柄に人気が集中するのも金余り相場の特徴で、例えばテスラやズームと比べると、NASDAQの上昇などフラットです。

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July 05, 2020

今週の相場(7/3時点)

今週のDOWは+3.2%、NASDAQは+4.6%、日経平均は+1.4%。先週まで日経平均の優位性がやや際立っていたので、リバランスされたような印象です。NASDAQは10207ポイントで新高値更新です。

全米不動産業者協会が発表した5月の仮契約住宅販売指数が前月比で44.3%上昇(予想は15%)、コンファレンスボードの消費者信頼感指数も98.1(予想91.1)など、良いニュースがありました。

ドル円は107円50銭近辺で変化なし、米長期金利も0.66%辺りで動かずと、株以外は「何も変わってないじゃん」の反応です。

アメリカ独立記念日を控え、木曜日に雇用統計が発表されました。

非農業部門の雇用者数は前月比480万人増と市場予想の300万人増を上回り、5月分も251万人→270万人へと上方修正。失業率も11.1%と前月の13.3%から低下。アメリカの雇用は流動的で、出るのも早いが戻るのも早いということが改めて認識されましたが、一方で、だったら感染者数が再拡大して1日に5万人を超える今の状況だと来月は悪いのではという懸念も生じ、市場の好反応も限定的だったようにも見えました。

ワクチン開発に関しては、ファイザーとバイオンテックのコンビから、24人の健康な被験者を対象に2種類の用量の試験を実施した結果、28日後に通常以上の抗体が確認されたというポジティブな途中経過が発表されました。

ただし今週の株価は、ファイザーが+7.7%、バイオンテックが+1.8%と、比較的冷静な反応でした。ワクチンや治療薬のニュースで相場全体が上下に揺れた頃と比べると落ち着きが感じられ、既に一定の織り込みがされているのかもしれません。

総じて、金曜の市場が休場であることと、全米感染者数の拡大傾向が好材料を打ち消すような地合いでしたが、それでもNASDAQはひたすら上を目指すというのが相場の新常態のようです。

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