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July 19, 2020

今週の相場(7/17時点)

今週のDOWは+2.3%、NASDAQは1.1%安、日経平均は+1.8%でした。勢いのNASDAQから出遅れのDOWへの資金シフトが若干あったのかもしれません。

米長期金利は0.64%近辺で特段の変動なし。ドル円は、107円ちょうど近辺で、こちらも大きな動きは見られません。

為替市場に関しては、緩やかにドル安が進んでいるとの指摘があり、ドルインデックスは、先月末の97.5→96.0。豪ドル/ドルも、同期間に0.68台→0.70台へと、じわりと買われているのは、市場の安定化でドルを握りしめている必要性がやや低下しているという解釈になるでしょうか。

ドル円に関しては、リスクオンなら売り、リスクオフなら買いと、同方向に動くことが多いので、変動幅は小さくなっているようです。

VIX指数は、今週一時30オーバーもありましたが、最後は25.7。平常時の20以下に近づいています。

Fear & Greed Index も59→63と上昇し、投資家心理は全般に改善傾向の様子です。

6月の米小売高は前月比+7.5%、前年比でも+1.1%と、予想を上回る好調さで、こんな状況でも米国人の消費意欲の高さを示しました。グラフにすると、これまでのトレンドラインにほぼ復帰しているという見方になります。

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FRBによるゼロ金利政策や多額の給付金を伴う財政政策が効果をあげているものと思われ、投資家は、再び経済指標が悪くなれば、FRBと政府がまた市場を助けてくれると楽観しているのかもしれません。

しかしながら、アメリカでの感染状況は、感染者数で見る限り、悪くなる一方です。

ざっくり言うと、4月の1日4万人→6月の2万人→今は7万人です。(下図は、J.H大によるワースト10カントリーズ)

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トランプ大統領は、感染は増えても死者は抑制されているとの主旨の発言をしていますが、下図はアメリカにおける感染者数と死者数の関係です。

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NYが最も悲惨だった4月下旬ころは致死率6%で、現在は3.8%と、数字上の改善はありますが、単に幅広く検査できるようになっただけかもしれません。場所によっては、検査まで8時間も車の中で待つ状況と報道されています。

重症化率の低下という観点では、日本の方が顕著に改善しているとは思いますが、基本的にはデータ不足であり、最終的な収束の姿は描きにくい状況です。

株価を支えるもう一つの要素としてワクチン開発への期待があり、特に今週は、モデルナが+51%、バイオンテックが+21%と値を飛ばしていますので、これらの銘柄は少しずつポジションを落としていっているところです。

ワクチンが出来なければあっと言う間に半額以下になるでしょうし、出来ても売られるかもしれません。

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