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October 25, 2020

今週の相場(10/23時点)

今週はDOWもNASDAQも1%安、日経平均は+0.5%と、米大統領選を10日後に控え、引き続き大きくは動きにくい週となりました。

ドルインデックスは93.7→92.8とやや下げ、ドル円は105円40銭→104円70銭と円高方向、米長期金利は0.75%→0.84%。金利が上がってドルが売られるという、やや気持ちの悪い展開ですが、VIX指数は27.4→27.6と殆ど変わっていません。

セクター別にみると、百貨店、航空株、銅が買われ、住宅建設やソーラー発電関連、バイオが売られました。
今後の株価変動に備えて、利益確定と出遅れへのシフトという心理かもしれません。

米長期金利の上昇については、景気回復による金利正常化を示すというプラス面もあり、金融の中心にいる銀行株が買われるというメリットもありますが、今のように株式相場がやや過熱気味の局面では成長株のバリュエーションを大きく下げるネガティブな効果の方が懸念される状況かと思われます。

何%なら危険と言う基準はありませんが、急上昇するようなら株式投資は要注意となりそうです。

大統領選については、とにかく予想できないとしか言いようがなく、そのためか様子見の人も多く、東証1部の売買代金は10日連続で節目の2兆円割れです。

アメリカの追加経済対策は、もうすぐ出る出ると言われつつ、出てきません。いずれにせよ1000万人ほどの失業者がいるため、大統領選後には何らかの法案が提出されることと思われます。

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October 18, 2020

今週の相場(10/16時点)

今週のDOWは+0.1%、NASDAQは+0.8%、日経平均は0.9%安と、動きにくい週だったようです。

ドルインデックスは93.1→93.7とやや上昇。ドル円は105円60銭→同40銭と小動き、米長期金利は0.78%→0.75%と、こちらもあまり動いていません。

VIX指数は25→27.4とやや上昇、Fear & Greed Indexは55→62と、こちらはマチマチとも言える方向性で、強弱感は拮抗している状態でしょうか。

米国株は10月の反発により、今年の高値まであと2~3%まで近づいてきましたが、一気に抜き去るほどの好材料は無く、やや足踏みしそうな雰囲気です。

投資家が期待する追加の経済対策は、いまだ合意に至りません。トランプ大統領は1.8兆ドル規模まで歩み寄る意向を示していますが、共和党のマコネル上院院内総務は5000億ドル、民主党は2.2兆ドルと、全く足並みは揃わず、大統領選前の決着はあきらめた方が良さそうです。失業者への追加支給週600$は7月末で終わっているので、株式市場への資金流入も、8月の勢いは取り戻せないといったことでしょうか。

10月4日~10日の週間の新規失業保険申請数は89万8000件で、3週ぶりに増加に転じ、5万3000件の増加。失業保険の総受給者数は10月3日時点で1001万8000人と、前の週から116万5000人減っているものの、失業者の職場復帰が進んでいるのか、最長半年間の失業保険が切れているのか、見方は分かれているようです。

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October 11, 2020

今週の相場(10/9時点)

今週のDOWは+3.3%、NASDAQは+4.6%、日経平均は+2.6%。3指数とも、50日移動平均線までの調整から反発という状況となっています。8月は踊り、9月は反省、10月は反騰の流れです。

ドルインデックスは93.8→93.1とやや低下。ドル円は105円30銭→105円60銭と小動き、米長期金利は0.69%→0.78%と、やや上昇。為替の世界も、8月はドルのはしゃぎ売り、9月は反省のドル買い戻し、今またリスクオンのドル売りと見えます。

VIX指数は27.6→25、Fear & Greed Indexは40→55と大きく回復、投資家心理は弱気からニュートラル方向に戻りました。

先週は、トランプ大統領の新型コロナ感染という驚きのニュースで締めくくられましたが、3泊4日の近場入院(?)で回復。早速、追加の経済対策に関するtweetで市場を混乱させています。

回復に大きな役割を果たしたとされているのは、リジェネロン(REGN)の抗体カクテル治療薬「REGN-COV2」。

トランプ大統領は、患者全員に無償で提供すると言っていますが、この薬は生産量が限定されていてかつ高額なため、それは無理。REGNの株価上昇も限定的です。

賭けサイトでは、依然としてバイデン有利のため、市場の解釈は、「バイデンなら株安」から「バイデンでも株高」に変更されました。

更には、上下院も民主党が制するトリプルブルーの場合も、大型の追加財政政策が速やかに承認されて、環境関連インフラ投資の拡大などが増税の負の効果を上回るという楽観予想に変更となり、今週ソーラー指数は14%も上昇しました。

想定されているような民主党勝利のシナリオでは、更に大きな政府となることが容認され、長期金利の上昇が株式市場のリスクとなる事態が予想されますが、それはFRBが何とかしてくれるということになっているのでしょうか。

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October 04, 2020

今週の相場(10/2時点)

今週のDOWは+1.9%、NASDAQは+1.5%、日経平均は0.8%安。米国株は反発の兆しを見せていますが、3指数とも50日移動平均線上に位置しており、強弱感は拮抗した状態と言えそうです。

荒れる10月、まずは東証のシステムダウンで始まりました。公式発表ではハードウェアの故障とバックアップ不全が原因となっていますが、最も堅牢でなければならないシステムの脆弱性は世界に恥を晒しました。

しかしながら、もともと日本は祝日が多いので目立たなかったという皮肉な評価も聞かれました。

2日にはトランプ大統領夫妻の新型コロナ感染。1日も早いお二人の全快を祈りますが、賭けサイトではバイデン勝利の確率が急上昇し、さらにはペンス副大統領の出馬に賭ける人も増加しています。

まだまだ何が起こるか予想がつかず、相場が最も嫌う不確実性が上昇はしているものの、それでも経済は動いていきますので、市場の動揺は限定的かと思います。

9月の米雇用統計は、失業率が8.2%→7.9%と改善したものの、雇用者数の増加は66万人と前月の改定値148万人から大きく鈍化しました。

失業者数の推移をざっくりと見ると、コロナ危機前が500万人→2300万人(4月)→現在は1258万人。今回失業した人のうち復職できた人の割合は6割に満たない計算となります。また、平均時給の前年比は+4.7%と依然高く、低所得者層の職場復帰が遅れていることを示唆しています。

ドルインデックスは94.6→93.8とやや低下。ドル円は105円50銭→105円30銭と、ほぼ変わらず。米長期金利は0.66%→0.69%と、やや上昇。

VIX指数は26→27.6、Fear & Greed Indexは48→40と、投資家心理は弱気方向です。

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