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October 04, 2020

今週の相場(10/2時点)

今週のDOWは+1.9%、NASDAQは+1.5%、日経平均は0.8%安。米国株は反発の兆しを見せていますが、3指数とも50日移動平均線上に位置しており、強弱感は拮抗した状態と言えそうです。

荒れる10月、まずは東証のシステムダウンで始まりました。公式発表ではハードウェアの故障とバックアップ不全が原因となっていますが、最も堅牢でなければならないシステムの脆弱性は世界に恥を晒しました。

しかしながら、もともと日本は祝日が多いので目立たなかったという皮肉な評価も聞かれました。

2日にはトランプ大統領夫妻の新型コロナ感染。1日も早いお二人の全快を祈りますが、賭けサイトではバイデン勝利の確率が急上昇し、さらにはペンス副大統領の出馬に賭ける人も増加しています。

まだまだ何が起こるか予想がつかず、相場が最も嫌う不確実性が上昇はしているものの、それでも経済は動いていきますので、市場の動揺は限定的かと思います。

9月の米雇用統計は、失業率が8.2%→7.9%と改善したものの、雇用者数の増加は66万人と前月の改定値148万人から大きく鈍化しました。

失業者数の推移をざっくりと見ると、コロナ危機前が500万人→2300万人(4月)→現在は1258万人。今回失業した人のうち復職できた人の割合は6割に満たない計算となります。また、平均時給の前年比は+4.7%と依然高く、低所得者層の職場復帰が遅れていることを示唆しています。

ドルインデックスは94.6→93.8とやや低下。ドル円は105円50銭→105円30銭と、ほぼ変わらず。米長期金利は0.66%→0.69%と、やや上昇。

VIX指数は26→27.6、Fear & Greed Indexは48→40と、投資家心理は弱気方向です。

トランプ大統領の容体については情報が錯綜していますが、本人のビデオメッセージによれば、ウォルターリード病院に来てから良い方向に向かっていると発言されています。

高齢ではあるものの非喫煙者でり、かつ最高度の医療が受けられるので、恐らくは復帰可能と思われますが、とはいえ、感染が新たな支持者を増やすとは思えず、賭けサイトが示すようにトランプ敗北が濃厚となったと思われます。

大逆転があるとすれば、バイデン氏にも深刻な健康状態の問題が発生するか、ペンス副大統領の急遽登板くらいでしょうか。

トランプ大統領は強気に見えても基本は商売人なので、風向きが変わったと見れば、突然サプライズな行動に出ることも考えられます。このまま惨敗するよりは、大統領候補の座をペンスに譲り、悲劇の大統領としてのイメージをイバンカに引き継ぐことが最善のダメージコントロールではないかと思いますが、あとは本人の病状と判断次第です。

ともあれ来週の相場は、バイデン大統領誕生を前提に展開することになると思われるので、増税・環境重視・財政赤字拡大などを意識した物色となり、全体としては頭が重いのではないかと予想します。

 

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