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October 11, 2020

今週の相場(10/9時点)

今週のDOWは+3.3%、NASDAQは+4.6%、日経平均は+2.6%。3指数とも、50日移動平均線までの調整から反発という状況となっています。8月は踊り、9月は反省、10月は反騰の流れです。

ドルインデックスは93.8→93.1とやや低下。ドル円は105円30銭→105円60銭と小動き、米長期金利は0.69%→0.78%と、やや上昇。為替の世界も、8月はドルのはしゃぎ売り、9月は反省のドル買い戻し、今またリスクオンのドル売りと見えます。

VIX指数は27.6→25、Fear & Greed Indexは40→55と大きく回復、投資家心理は弱気からニュートラル方向に戻りました。

先週は、トランプ大統領の新型コロナ感染という驚きのニュースで締めくくられましたが、3泊4日の近場入院(?)で回復。早速、追加の経済対策に関するtweetで市場を混乱させています。

回復に大きな役割を果たしたとされているのは、リジェネロン(REGN)の抗体カクテル治療薬「REGN-COV2」。

トランプ大統領は、患者全員に無償で提供すると言っていますが、この薬は生産量が限定されていてかつ高額なため、それは無理。REGNの株価上昇も限定的です。

賭けサイトでは、依然としてバイデン有利のため、市場の解釈は、「バイデンなら株安」から「バイデンでも株高」に変更されました。

更には、上下院も民主党が制するトリプルブルーの場合も、大型の追加財政政策が速やかに承認されて、環境関連インフラ投資の拡大などが増税の負の効果を上回るという楽観予想に変更となり、今週ソーラー指数は14%も上昇しました。

想定されているような民主党勝利のシナリオでは、更に大きな政府となることが容認され、長期金利の上昇が株式市場のリスクとなる事態が予想されますが、それはFRBが何とかしてくれるということになっているのでしょうか。

トランプ大統領は早い回復を見せたものの、欧米では、日本の7月のように「感染増・死亡率減」という2ndステージの状況となり、行動制限再開が経済にマイナスとなる可能性が懸念されていますが、とはいえ、デルタ航空が+3%、ハイアットホテルが+7%、エクスペディアが+5%とトラベル関連銘柄も堅調であり、コロナ後の需要回復を見据えた物色は継続しているように思われます。特に、ブランドショップのタペストリー(TPR)は+17%と飛ばしました。

なお、ズーム(ZM)は+2%、クラウドストライク(CRWD)は+3%、ドキュサイン(DOCU)は+3%と、コロナに勝つスター銘柄も買われており、相場は様々な課題を乗り越えて、バブルの領域へと懸念の壁を登っていく心理状態なのかもしれません。

トランプ大統領は15日の第二回ディベートはリモート開催を理由に拒否し、対面集会で最後の巻き返しに臨む予定です。多くの投資家からは既に勝負あったという声が聞こえてきますが、選挙の結果は予想を裏切ることが多く、全く分からないという前提でいるべきかと思います。

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