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December 27, 2020

今週の相場(12/25時点)

今週のDOWは+0.1%、NASDAQは+0.4%、日経平均は0.4%安。クリスマス休暇を挟んで閑散相場でした。

米長期金利は0.95%→0.93%、ドルインデックスは89.9→90.2、ドル円は103円30銭→103円50銭と、いずれも小動きです。

日経平均は1ヶ月の日柄調整の結果、25日移動平均26589円を若干上回る26656円。日本株に上昇エネルギーがあるなら、普通はここから盛り上がるものですが、それを確認できるのは実質2021年相場となる来週からのようです。

多くの投資家が来年のことを考え始めていますが、ここまでの今年の株式インデックスを振り返ると、DOW+6%、NASDAQ+43%、日経平均+13%、ドイツDAX+3%、英FTSEは15%安。

欧州は高齢化が進んでおり、ロックダウンを繰り返して経済に甚大なダメージを与えました。特にイギリスはブレグジット交渉がクリスマスまで長引いた上、元々石油など資源関連銘柄の割合が高いため、下げ率は大きくなりました。

日経平均は上海総合指数の上昇率とほぼ同じ。海外から見ると、日本経済の成長は中国次第です。

コモディティ相場を振り返ります。

まずは銅。産業用需要が大きく景気敏感で、かつ供給には限界があります。EVは電気モーター車ですから、大量の銅線が必要とされ、通常のエンジン車が1台20キログラム程度に対し、EVでは80キログラムを使用すると言われています。

銅価格は年間で27%上昇。代表銘柄のフリーポート・マクモランは94%上昇、日本では住友金属鉱山が+27%。

銀も上昇、年間で+43%。太陽電池での使用量が多く、環境規制が追い風。上昇の殆どは年後半であり、バイデン効果とも言われています。

金(ゴールド)は+21%。低金利とドル安は明らかに追い風ですが、2011年の高値1828ドルに対して現在は1880$と、長期保有によるパフォーマンスが良いとは言えません。最近では後述のビットコインに人気を奪われ、代表銘柄のバリックゴールドは年間で+23%と控えめな上昇率です。

プラチナは+6%と小動き。2015年、ドイツのフォルクスワーゲン社による排ガス不正問題以降、ディーゼルエンジン車の人気が失墜し、ディゼールエンジン車の触媒であるプラチナの需要が減少しました。FCVでのプラチナ需要はまだ相場を動かすに至っていません。

原油(WTI)はマイナス20%。言うまでもなく、経済低迷による需要減が主因で、国際エネルギー機関(IEA)によれば、2019年の需要は日量1億4万バレル、今年は日量9122万バレルと1割減。

飛行機が飛んでいないことが大きく、需要減少の8割は航空機のジェット燃料が原因と分析されています。航空機による需要ががどのくらい回復するかが石油相場の鍵になりそうです。

真打ちはビットコイン。年初の80万円から270万円と3倍増以上。あの出川相場での高値を更新して新次元に入っています。スクエアやペイパルがBTCを採用し、機関投資家が参加して相場を再点火させました。

米SECが、XRPを発行するリップル社を訴えたことも、中央集権型でないビットコインには有利。ビットコインはリーマンショックの反省から生まれた「誰の債務でもない暗号資産」ですが、XRPが金儲けの手段であることは、金に汚いことで有名なSBIの北尾が食いついたことからも自明です。

個人的には、ビットコインの将来性を全く楽観視しておらず、今年も残高を減らしましたが、私の予想に反して勢いは2021年も続きそうなので、来年もチビチビ売っていく予定です。

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