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December 20, 2020

今週の相場(12/18時点)

今週のDOWは+0.4%、NASDAQは+3%、日経平均は+0.4%でした。DOWと日経平均はやはり似た動きです。

米長期金利は0.90%→0.95%へ上昇し、ドルインデックスは91→89.9と低下、ドル円は104円→103円30銭と円高方向。多少の金利変動はドル安という強い流れには影響を与えないということなのか、米金利上昇でもドル安となり、ドル円は一時102円台に突入しました。

ドル円はいずれ、節目の100円割れを試すだろうという声が主流で、来年のドル高を予想する意見は殆ど見当たりません。通常の相場展開において、全員一致は危険なものですが、どうやらドル安の大きな流れは変えられないようにも思えてきました。

この確信的なドル安観測は仮想通貨にも大きな影響を与えているという見方があり、ビットコインは先週の190万円から240万円近辺で推移。いよいよ過去の最高値を更新し、青天井の領域に入ってきました。

市場関係者の予想としては、来年末のBTC価格は、1000万円~3000万円というトンデモナイ数字が並んでいます。最低でも10万ドルなら、大きく勝負したいという誘惑にかられるかもしれませんが、政策や人々の気持ち次第では、いつゼロになってもおかしくない単なる暗号数列でもあります。

今週の特殊事情として、テスラのS&P500への採用がありました。

21日からの採用のため、厳密にインデックスに連動させるためには18日金曜までにテスラ株を買う必要があるため、同日のテスラ株の売買代金は14兆円と、1銘柄だけで通常の東証一部の売買代金3兆円の5倍近くになりました。

テスラの替わりに除外されるのは、REITのアパートメント・インベストメント(AIV)というマイナー銘柄で、時価総額が700億円程度ですから、テスラの60兆円相当の買いに充てるためには他の株式を相当程度売却しないといけないため、指数が一時的に下がったとも見られています。

細かな技術的なことはともかく、市場はテスラに振り回されていたため、こうしたかく乱要因が消える来週は、日米とも小高く始まるのではないかと思っています。

金曜日のやや軟調な相場の中で異彩を放ったのは、クラウドストライク(CRWD)とファイヤーアイ(FEYE)で、それぞれ+10%、+33%でした。

米政府機関がハッカーに襲撃された事件によって、ネットワークセキュリティへの投資増が期待されたということかと思いますが、日米ともに政府・自治体のセキュリティは脆弱な部分があると想定されますし、テレワークの拡大も踏まえて、この分野も息の長いテーマかもしれません。

米国相場全体としては、足元の感染拡大で雇用回復の動きが鈍化し、現実の経済が足踏みする中で、財政拡大とドル安かつFRBの債券買いによる低金利を背景に、循環物色的な動きがまだ継続するように思われます。

日本株は依然としてPBR面での割安感があり、EV、FCV、水素、固体電池、ダメ株復活などテーマ拡大による投資家への刺激が感じられるので、不本意ながらつい色々買ってしまい、久々に日米のポジションが同程度になってしまいました。

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