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January 24, 2021

今週の相場(1/22時点)

今週のDOWは+0.6%、NASDAQは+4.2%、日経平均は+0.4%。相変わらずNASDAQ強しの状況が続きます。

米長期金利は1.09%で変わらず、ドルインデックスは90.8→90.2、ドル円は103円90銭→103円70銭。長期金利が安定していたことで、警戒感は特段に高まらず、株価は堅調、為替も大きな動きはありませんでした。

バイデン政権は高揚感なくスタートし、トランプはフロリダに静かに去り、首都ワシントンの厳戒態勢は解かれました。全米規模での大混乱といった懸念はひとまず去り、安堵の買い戻しだったのかもしれません。

イエレン次期財務長官候補が議会公聴会にリモートで登場しましたが、そもそも承認されるためのプロセスですから、過激な発言をするはずもなく、相変わらず安定感のある受け答えで市場を安心させました。

そもそもイエレン氏は労働経済が専門で、雇用回復に力を注ぐことは個人的にも目標でしょうから、基本的に市場フレンドリーの立場です。パウエルFRB議長とのコンビで、大量発行される国債市場の動揺も抑えてくれるのではないかと期待されています。

イエレン氏はビットコインに厳しいという見方があります。仮想通貨が既存秩序にチャレンジしてくるとすれば、それに対抗するのは当局として当然ですが、今のビットコインはただ投機的に上がっている資産というだけであり、通貨になろうとはしていません。

また、規制されるとすれば、ビットコインよりもまずXRP等が優先されるはずであり、また規制主体は財務省よりはSECです。

新SEC委員長のゲーリー・ゲンスラー氏は、元ゴールドマンサックスパートナーですが、「GSから左に転身した男」「保安官」とも呼ばれており、ブロックチェーンに詳しく、暗号資産シンパであると同時に、米商品先物取引委員会(CFTC)委員長としてはデリバティブ商品への規制を積極的に進めた規制推進派でもあるので、まずはコインベースの上場をすんなり認めるのかどうかが注目されます。

アメリカでは10-12期の決算シーズンが始まっていますが、ネットフリックスが加入者を伸ばし、株価は今週+13%。まだまだリア充よりは巣ごもり系だ、ということで、しばらくお休みしていたマイクロソフトも+6%と、上に抜けていきそうな勢いです。

他でも、アマゾンが+6%、グーグル、フェイスブック、アップル共に+9%と好調でした。

心配されていたハイパーグロース銘柄の崩壊もまだ起こっておらず、先週6%下げたテスラも2%ほど戻しました。

金曜日には,決算後のインテルが9%安、シーゲートが5%安と大きく下げました。SOX指数自体は週間で3%ほど上がっていますので、半導体需要そのものは堅調に推移するものと思われますが、個別の期待先行チャートにはリスクが高いものもありそうです。

Fear & Greed Indexは、先週の60→69と、また少し強欲に振れてきました。

個人的には、DOWはともかく、強すぎるNASDAQの息切れを警戒していますが、相場の方が思ったよりも強く、ポジション縮小のタイミングが掴めないという感じです。

行けドンだったビットコインが節目の350万を切って、まだ戻っていません。こうした大きめの調整が先行指標の可能性もあるので、あまりよそ見をせず、安全運転を心掛けようと思います。

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