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March 28, 2021

今週の相場(3/26時点)

今週のDOWは+1.4%、NASDAQは0.6%安、日経平均は2.1%安。日経平均が極端に悪いように見えますが、CFDの数値で見るとNASDAQと同じ0.6%安なので、週明けの上昇が期待されます。

米長期金利は1.72%→1.67%、ドルインデックスは、91.7→92.7、ドル円は108円90銭→109円70銭。米長期金利は一時1.6%レベルまで下がったものの、依然として上昇トレンドが継続していると見られており、金利差に惹かれた円売りドル買いが増えているとの見方が主流です。

但し、インフレで減価するドルが買われていくと購買力との差が広がり、株価急落などのきっかけで修正の円高が起こりやすくなるのが歴史の教えです。

先週は、景気過熱による金利上昇が高株価を殺す、との懸念が支配的でしたが、週明けは欧州株が売られて一旦金利が下がり、景気楽観できずで金利安でも株安となり、週後半は金利上昇と株価持ち直しの共存が見られるなど、景気と金利と株価の関係は日替わりで解釈が変わって右往左往しています。

そもそも株価は景気の持ち直しを相当程度織り込んで高値圏にあるので、予想を上回るほどの好材料が出てきているのかと言えばそうでも無いかもしれないし、とはいえ少し下げれば市場に参入してくる待機資金はまだありそうでもあり、とりあえず出口に近いところで踊り続けて様子を見ようか、というのが現状でしょうか。

いずれにせよ、簡単に儲かる相場は終わり、株トレードの難易度はぐっと増しています。

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March 21, 2021

今週の相場(3/19時点)

今週のDOWは0.5%安、NASDAQは0.8%安、日経平均は+0.2%。

米長期金利は1.63%→1.72%と上昇したものの、ドルインデックスは、91.7で変わらず、ドル円も109円→108円90銭とほぼ変わらず。

ネット上では、米長期金利の急上昇で株が急落という声が目立ちますが、実は株も為替も、指数的には大きな動揺はありません。

ちなみにTOPIXは週間で+3%と堅調で、私の日本株ポジションも好調でしたが、米国株は少し凹みました。バリューの日本株>グロースの米国株ということかと思います。

日経平均がTOPIXを大きく下回ったのは、日銀のETF購入がTOPIX型のみに変更されたことが要因とされています。これについて、日経平均はグロースでTOPIXはバリューだから、と解説する人もいます。

ハイパーグロース銘柄に目を転じると、テスラとズームが6%安。IT系では、スクウエアが7%安、オクタが6%安と下げが大きく、ペイパルは4%安、ドキュサインは2%安と比較的軽微。グロース銘柄の反発に賭ける場合、今後も銘柄によって差が出てくる展開を予想します。

長期金利の上昇は、景気の過熱によるインフレ懸念が主因と言われていますが、要するにコロナバブルが終了するサインと考えれば、今後の相場は非常に穏やかな上昇しか期待できない可能性も大いにありそうです。そもそも世界の現実は低成長です。

FOMC後のパウエル議長の発言は「何も変わりません」でしたが、これが長期金利の抑制策を期待していた一部の投資家の失望を招き、長期金利の急騰を引き起こしたという見方があります。

またFRBは、大手銀行に対する資本面の優遇策である「補完的レバレッジ比率(SLR)」の条件緩和措置を、3月31日で打ち切ると発表。これによって銀行が国債を買いにくくなるので、金利上昇に拍車をかけるという懸念もありましたが、19日の市場では大きな混乱は見られませんでした。

パウエル議長に関しては、市場が求める政策が出てこないため、マーケットとの対話が下手だという批判の声も聞かれますが、逆に言えば、甘えた投資家の声には耳を貸さず、あくまで市場の自然な機能を優先するという哲学の現れという見方も出来そうです。

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March 13, 2021

今週の相場(3/12時点)

今週のDOWは+4.1%、NASDAQは+3.1%、日経平均は+3%。昨年、常にDOWをリードしていたNASDAQが最高値から5%ほど調整している間にDOWが最高値を更新して追い付いてきたような格好で、年初来ではDOWが+7%、NASDAQは+3.4%です。なお日経平均は年初来で8.3%と米国指数を上回っており、今週の上昇セクターは海運と鉄鋼がトップと、景気敏感なオールド銘柄が主役の相場と言えそうです。

米長期金利は1.57%→1.63%、ドルインデックスは、92→91.7、ドル円は108円40銭→109円。米国金利高でもドル高の勢いは弱まり、ドル円の上昇は、ドル買いよりも円売り主体になっているように見えます。

バイデン政権による1.9兆ドルの救済法案は素早く成立し、年収75000$以下の人に1400$が間もなく届くようです。また5月には国民全員がワクチン接種を受けられる体制とし、7月4日の独立記念日をバーベキューで祝いたいとも大統領は語りました。

全米での新規感染者数は5万人と、日本人ならいつまでも下を向いている数字でしょうが、アメリカではピークの25万人から5分の1になったことで規制は次々と緩和され、マスクを燃やして勝利宣言する地域もあります。

市場は景気回復による長期金利の上昇を背景に、巣ごもり銘柄を売って景気敏感銘柄を買うというトレードが主流で、ボーイングが週間で20%上昇、債務超過のアメリカン航空が+14%、百貨店のメーシーズが+24%と、ひたすらリア充を追いかける動きが目立ちます。

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March 07, 2021

今週の相場(3/5時点)

今週のDOWは+1.8%、NASDAQは2%安、日経平均は0.4%安。ハイテクから景気敏感銘柄へのシフトが進んでいるものと理解されます。一部の州ではコロナ対策の緩和が進んでおり、それを批判する人もいますが、リスクに対する多様な価値観を尊重すべきと思います。

米長期金利は1.41%→1.57%、ドルインデックスは、91→92、ドル円は106円50銭→108円40銭と、先週に引き続いて金利高でドル高でした。長期金利の上昇スピードが早いので、いつも鈍重なドル円の上昇も早くて驚きますが、一方で株式市場はあたふたしています。

2月の米雇用統計は、雇用者数が37万9000人増と予想を上回り、失業率は1月の6.3%から6.2%に改善。サービス業でも職場復帰が進んでいることが確認され、金利上昇の背中を押しました。

とはいえ、いまだに1000万人程度の失業者が存在していることは事実であり、2兆ドル近い救済法案が上院で一部修正された後に下院で承認される予定で、株式市場にプラス要素です。

金利とドルが上がることは株にマイナスですから、株式市場は先週に引き続いてギクシャクしており、特にハイパーグロース株ほど下げが大きい状況です。

FRBのパウエル議長の4日の講演の後も、長期金利上昇に対する具体的なアクションが言及されなかったとして株価は下落しましたが、これはFRBのお助けによる低金利継続が無ければ、現在の割高な株価は維持できないと投資家が自覚していることを意味しており、その点でも割高銘柄の調整は不可避の状況でした。

代表的な銘柄では、テスラが週間で11%安、オクタが17%安、クラウドストライクが15%安、ズームビデオが7%安など、かつてのブイブイ銘柄に逆回転が起こっています。

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