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March 13, 2021

今週の相場(3/12時点)

今週のDOWは+4.1%、NASDAQは+3.1%、日経平均は+3%。昨年、常にDOWをリードしていたNASDAQが最高値から5%ほど調整している間にDOWが最高値を更新して追い付いてきたような格好で、年初来ではDOWが+7%、NASDAQは+3.4%です。なお日経平均は年初来で8.3%と米国指数を上回っており、今週の上昇セクターは海運と鉄鋼がトップと、景気敏感なオールド銘柄が主役の相場と言えそうです。

米長期金利は1.57%→1.63%、ドルインデックスは、92→91.7、ドル円は108円40銭→109円。米国金利高でもドル高の勢いは弱まり、ドル円の上昇は、ドル買いよりも円売り主体になっているように見えます。

バイデン政権による1.9兆ドルの救済法案は素早く成立し、年収75000$以下の人に1400$が間もなく届くようです。また5月には国民全員がワクチン接種を受けられる体制とし、7月4日の独立記念日をバーベキューで祝いたいとも大統領は語りました。

全米での新規感染者数は5万人と、日本人ならいつまでも下を向いている数字でしょうが、アメリカではピークの25万人から5分の1になったことで規制は次々と緩和され、マスクを燃やして勝利宣言する地域もあります。

市場は景気回復による長期金利の上昇を背景に、巣ごもり銘柄を売って景気敏感銘柄を買うというトレードが主流で、ボーイングが週間で20%上昇、債務超過のアメリカン航空が+14%、百貨店のメーシーズが+24%と、ひたすらリア充を追いかける動きが目立ちます。

長期金利の上昇は景気回復のサインではあるものの、今週は一時レポ金利がマイナスとなったと報道されているように、かなりの部分は債券を借りての空売りと思われ、その分はいずれ買戻しせざるを得ません。

またリア充銘柄の中には経営実態を無視して前のめりに買い上げられている物も散見され、もはやバリューでは無いだろうと見える銘柄も出てきていますので、注意が必要になっていると感じられます。

先週の段階では、リア充へのシフトも、下げたグロースの買いも両方検討に値すると思っていましたが、現時点ではむしろ、後者を中心に考えるべきかもしれません。

先週金曜日の下げ局面では、久々に纏まった買い物をしましたが、更に下げた今週月曜も急落銘柄を少し購入。これまで高すぎて手の出なかったSQやOKTAなどの有名ハイパーグロース銘柄も幾つか拾いましたし、長期保有方針のRPRXも安かったので買い増ししたりしました。

現在は、米長期金利が相場の波乱要因となっていますが、いずれ一定のショートカヴァーが入るでしょうし、テクノロジーの進歩が賃金の抑制をもたらしてインフレが発生しにくいという基本構造はコロナ前から変わっていないと思われるので、金利と株価の関係は次第に落ち着いて来るものと予想しています。

相場の体温という意味では、ビットコインを見ても相当の過熱状態で、この熱い相場の持続性は極めて疑わしいものの、給付金の相当部分が市場に流入してくるとの思惑もあり、まだ相場から降りるタイミングでは無いと思われます。

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