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March 07, 2021

今週の相場(3/5時点)

今週のDOWは+1.8%、NASDAQは2%安、日経平均は0.4%安。ハイテクから景気敏感銘柄へのシフトが進んでいるものと理解されます。一部の州ではコロナ対策の緩和が進んでおり、それを批判する人もいますが、リスクに対する多様な価値観を尊重すべきと思います。

米長期金利は1.41%→1.57%、ドルインデックスは、91→92、ドル円は106円50銭→108円40銭と、先週に引き続いて金利高でドル高でした。長期金利の上昇スピードが早いので、いつも鈍重なドル円の上昇も早くて驚きますが、一方で株式市場はあたふたしています。

2月の米雇用統計は、雇用者数が37万9000人増と予想を上回り、失業率は1月の6.3%から6.2%に改善。サービス業でも職場復帰が進んでいることが確認され、金利上昇の背中を押しました。

とはいえ、いまだに1000万人程度の失業者が存在していることは事実であり、2兆ドル近い救済法案が上院で一部修正された後に下院で承認される予定で、株式市場にプラス要素です。

金利とドルが上がることは株にマイナスですから、株式市場は先週に引き続いてギクシャクしており、特にハイパーグロース株ほど下げが大きい状況です。

FRBのパウエル議長の4日の講演の後も、長期金利上昇に対する具体的なアクションが言及されなかったとして株価は下落しましたが、これはFRBのお助けによる低金利継続が無ければ、現在の割高な株価は維持できないと投資家が自覚していることを意味しており、その点でも割高銘柄の調整は不可避の状況でした。

代表的な銘柄では、テスラが週間で11%安、オクタが17%安、クラウドストライクが15%安、ズームビデオが7%安など、かつてのブイブイ銘柄に逆回転が起こっています。

とは言え、金利上昇は景気回復のサインですから、いわゆるリア充銘柄には追い風のはずであり、現在の局面は、バリュー株へのシフトと、下げたグロースへのエントリー、両方が検討できる状態かと思います。

旅行や観光関連も、相場全体の調整で押し込まれた銘柄が目立ちますが、アメックスは週間で+9%でした。

コモディティ市場では、OPECプラスの減産が継続した原油の一人勝ち状態で、WTIは先週よりも8%近く高い66$台まで上昇し、エクソンが週間で+12%、シェブロンが+9%。また、アルミのアルコアは+18%でした。

雇用統計発表後の金曜日のNY市場は、そろそろ落ち着くのではないかと思い、思い切って口座資金の2割くらいを使って出動してみました。

金曜のNASDAQは、2.6%下げてから最後はプラス1.6%と、大きな下髭を残してプラス引け。金利と株価の関係は、今後の収束に向けた第一歩を踏み出した状態であり、ギクシャクを続けながらも、次第にボラは低下して落ち着きどころを見つけていくものと想定しています。

 

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