« March 2021 | Main | May 2021 »

April 25, 2021

今週の相場(4/23時点)

今週のDOWは0.5%安、NASDAQは0.3%安、日経平均は2.8%安。日が経つに連れて、米>日となっていく印象です。

米長期金利は1.59%→1.56%と落ち着きを見せ、ドルインデックスは91.5→90.8と金利に合わせてやや低下、ドル円は108円80銭→107円80銭と108円を守れずに1円も円高です。

金利の安定とドル安は株にプラスですから、ドル安はリスクオンと言えますが、円安になるほどの強気ではない、と解釈できそうで、それが米株>日本株になっている背景かもしれません。

バイデン政権は増税構想を発表。およそ1億円以上の収入のある富裕層への負担増が中心ですが、いまや米国ではトップ1%が50%の株式を寡占しているとも伝えられており、徐々に株式の売り圧力が強まるのではないかという懸念が売りを誘いました。

尤も、こうした増税案が素直に議会を通過するとは思えず、株式市場の主力材料ではないとの見方もあります。また、増税案に拘ると、インフラ整備法案が通りにくくなるという指摘もあり、議会の動向には注意が必要ですが、今から予想して何かが出来るという話ではありません。

ビットコインは、先週の670万円から540万円へと2割調整。コインベース株が、342$→292$へと15%下落しているので、概ねそれに沿った動きとも解釈できます。コインベース上場で、多くの休眠口座が目を覚まし、ビットコインの価格を押し上げるという期待は期待で終わりました。

今週は、仮想通貨の利益に80%課税されるというデマも飛び交い、またトルコの仮想通貨取引所Thodexで、CEOが顧客資産を持ち逃げした可能性が伝えられるなど、ネガティブな材料も幾つか出ていました。

Continue reading "今週の相場(4/23時点)"

| | Comments (0)

April 17, 2021

今週の相場(4/16時点)

今週のDOWは+1.2%、NASDAQは+1.1%、日経平均は0.3%安。DOWは史上最高値を更新中で、NASDAQも2月の史上最高値にあと僅かですが、日経平均は通過点だったはずの3万円に届きません。

今週の東証1部の1日当たり平均売買代金は約2兆1000億円と、昨年末以来の少なさで、相場参加者のエネルギーも細っています。景気の戻り局面では日本株>米国株ですが、戻った後の成長期待では米>日、というステージに入ってきた(戻った)のかもしれません。

米長期金利は1.67%→1.59%と低下、ドルインデックスは、92.2→91.5と金利に合わせて低下、ドル円は109円60銭→108円80銭とドル安円高。米金利上昇期待を背景に111円目前まで売られた円は、結局1ヶ月前の水準に戻りました。ガースーの訪米みやげとして、日本勢が米国債を買っているとの観測も流れています。

3月の米小売売上高は前月比で+9.8%と10カ月ぶりの大幅増でした。要因としては、現金給付効果や株と不動産価格の上昇による購買力向上があると思われますが、それでも上がらなかった米長期金利の安定が米国株市場に安心感を与えていることは間違いなさそうです。

ドル安によって再びコモディティ市場に活気が戻ってきており、銀と銅は今週3%、原油(WTI)は6%上昇。銅銘柄のフリーポート・マクモラン株は12%も上がりましたが、対して住友鉱山はマイナス4%と、何やってんのレベルです。

日経ヴェリタスの調査によれば、大きく投資に成功した人ほど海外株へ投資している割合が高くなっていますし、米国株が買えないカブコム証券の業績はボロボロという話もあります。

Continue reading "今週の相場(4/16時点)"

| | Comments (0)

April 11, 2021

今週の相場(4/9時点)

今週のDOWは+2%、NASDAQは+3%、日経平均はマイナス0.3%。米国株は、かつての熱狂的な回復は感じられないものの、ひたひたと上昇しています。日経平均は、3万円が通過点ではなく、壁になっているように見えます。

DOW銘柄で今週最も上昇したのはアップルの8%。バリューだ、グロースだと右往左往している間に、マネーは王道を行く本命銘柄に回帰しているような印象です。

米長期金利は1.71%→1.67%と安定化、ドルインデックスは、93→92.2と金利低下を反映してドル安、ドル円は110円60銭→109円60銭と円高。米国金利の上昇が一服し、ドル高も小休止といった様子です。

グロースの象徴ARKKは+2%とまずまず。エアラインETFのJETSは+1%、百貨店のメーシーズは+6.4%、クルーズのカーニバルは+9%と、経済再開への期待度は高まり、コロナ被害が大きかった業種ほど買われているのかもしれません。世界中で不足が伝えられる半導体のSOX指数は+1.6%と堅調でした。

金融界の大御所であるJPモルガンのジェイミーダイモン氏が株主宛て書簡の中で、「好況は2023年まで続くだろう」(This boom could easily run into 2023)と述べたことで、投資家はゴルディロックスの継続を期待しています。

同時にダイモン氏は、財政赤字とインフレ率を考えれば現在の債券価格は正当化できないとも言っており、金利上昇には引き続き警戒が必要です。

Continue reading "今週の相場(4/9時点)"

| | Comments (0)

April 03, 2021

今週の相場(4/2時点)

NY市場は金曜日が休場で4日営業でしたが、DOWは+2.4%、NASDAQは+2.6%、日経平均は+2.3%。DOW>NASDAQが6週間続きましたが、久々に僅かながらNASDAQのパフォーマンスがDOWを上回りました。

全体の景色としても、グロース銘柄に買いが戻りつつあり、日本株の週間セクター別でも、海運や鉄鋼がマイナスで、電気機器がプラスでした。ソニーが12000円復帰、東京エレクトロンが5万円台などが目立ちました。

米国株では、グロースの象徴とも言えるARKKが+6%と、前週のマイナス7%から反転しています。

米長期金利は1.67%→1.71%、ドルインデックスは、92.7→93とややドル高、ドル円は108円90銭→110円60銭と円安。シカゴ筋ポジションは、この3週間ネット円ショートに転じてポジション増加中です。

米国の3月雇用統計は、非農業部門雇用者数が+91.6 万人と予想の+66.0万人を上回り、失業率は前月より0.2%改善して6.0%。平均時給はマイナス0.1%と、比較的低賃金のサービス業従事者の職場回帰が進んでいることが窺えます。

アメリカでは、ワクチン接種者が1日で350万人まで増加し、これは100日で人口を超えるペースです。7月4日がウイルスからのインディペントデイになることを期待しています。

雇用統計後の先物市場では、金利高、ドル高にも関わらず、日経平均CFDが3万円を回復し、DOWも150$ほど上昇しています。今月になって、新年度入りした日本の機関投資家がドル債を買うことで金利上昇がある程度抑制されるだろうとの期待も語られています。

Continue reading "今週の相場(4/2時点)"

| | Comments (0)

« March 2021 | Main | May 2021 »