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May 23, 2021

今週の相場(5/21時点)

今週のDOWは0.5%安、NASDAQは+0.3%、日経平均は+0.8%。

米長期金利は1.63%→1.62%とほぼ変わらず、ドルインデックスは90.3→90、ドル円は109円30銭→108円90銭と、株も為替も小動きでした。

先週、ビットコインは材料難で停滞するだろうと書きましたが、実際には急落しました。

米中での規制強化の動きもあり、19日には一気に30%も下落。取引所により多少の差はありますが、先月高値からの推移としては700万→320万→400万円といった感じになっています。

ビットフライヤーもコインベースも一時取引が出来ず、トレードインフラの脆弱性も下げに拍車をかけたものと思われます。

そもそもビットコインは本質的な価値の判断が難しいので、テスラがスクウエアが機関投資家がーと、強気になれば上げ止まらず、逆に弱気になりだすと下げ止まらないのは当然です。現在の水準でも、売り買いどちらに有利なのか、見極めは不可能です。

株式相場は仮想通貨全般の大きな調整の影響を受け、DOWもNASDAQも一時は先週比で3%近く下落しましたが、金曜時点で下げ分は概ね取り戻しました。また、既に一定の調整が進んでいたNASDAQやグロース銘柄の方が、リア充銘柄よりも下げ渋りが見えたという印象でした。

インフレ懸念で買いにくい株式相場の避難所(?)となっていた商品相場ですが、こちらも限界が見えてきて、今週は多くの商品が下げており、CRB指数は頭打ち的な格好になっています。

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仮想通貨が大きく下げていた19日、4月分のFOMC議事要旨が公開され、複数の参加者がテーパリングの議論を始めるべきだとしている文言が注目されました。

パウエル議長は緩和縮小に言及していませんが、市場心理としては、年内にテーパリング決定、来年から実施というコンセンサスが概ねできており、そうしたネガティブ要因の反映もあって、NASDAQは最高値から5%ほど低い位置にあるものと考えられます。

テーパリングの具体的な時期と規模が決まり、債券相場に織り込みが進めば、逆に株式も買いやすくなるかもしれませんが、それにはまだ時間がかかるので、当分は債券、株、コモディティ、仮想通貨など全てのアセットクラスが本格的には買いにくいというダラダラ相場が続く可能性も想定されます。

今週、良い決算を出したアプライドマテリアルズ(AMAT)は翌日、1%ほど売られました。品薄が続いている半導体業界の好業績も、相当程度織り込まれている可能性が感じられました。

投資家は、ジャブジャブ相場で何でも買いという心理から抜け出し、冷静に割高を敬遠し、のろまの日本株は買わないという元の姿に戻ってきているものと考えられます。

個人的には殆ど売り買いせず、相場観察の時間も減らしています。

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