今週の相場(10/29時点)
今週のS&P500は+1.3%、NASDAQは+2.7%、日経平均は+0.3%。
米長期金利は1.63%→1.56%と下げ、ドルインデックスは93.6→94.1と上昇、ドル円は113円50銭→113円90銭と上昇。米長期金利は下げていますが、2年債金利は0.46%→0.50%と上昇しているので、それに反応したドル高でしょうか?。
10月を振り返ると、S&P500が+6.9%、NASDAQが+7.3%、日経平均は2%安。米国株は9月の調整を乗り越えて、最高値を更新している状態です。日本株を主戦場にしている個人投資家は、日に日に減っています。
ソブリン債の世界では、イールドカーブのフラット化が話題です。長期金利が下がり、短期金利が上がって長短金利差が小さくなっているというのは、「当面はインフレが続くものの長期的には低成長が待っている」という相場観が主流になっているということかと思います。
特にイギリスのイールドカーブが顕著にフラット化しています。
米国では20年債が1.95%で30年債は1.93%と、20年債と30年債の金利の逆転も発生しました。「中央銀行はインフレ対応を余儀なくされ、それにより成長は著しく鈍化することを反映している」といった解説がなされています。
株に当てはめると、今がピークで、だんだん駄目になるということになりそうですが、それとも金利は結局上がらないので、永遠の金融相場が期待できる(?)と楽観して良いのでしょうか。
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