今週の相場(11/26時点)
今週のS&P500は2.2%安、NASDAQは3.5%安、日経平均は3.3%安。ほとんどが、金曜1日の下げです。
米長期金利は1.55%→1.48%に下がり、ドルインデックスは96.1で変わらず、ドル円は114円ちょうど近辺→113円30銭と円高方向でした。
相場が大きくリスクオフ方向に傾斜したのは、南アで発見された新型コロナ変異株への懸念と整理されており、この変異株はオミクロンと名付けられましたが、変異の程度が大きいということ以外、詳細はほとんど判明していません。
また米国は、木曜は感謝祭で休日、金曜は半日営業と、実質的には4連休状態であり、降って湧いたような悪材料を吸収する流動性に欠けて、狼狽売りが目立った格好でした。
多くのトレーダーは出勤せず、帰省しているか、少しでも安い七面鳥を探しているかのどちらかと言われており、留守を預かった2軍メンバーは、せめて指数負けしないようにポジションを落とすのが精一杯だったというところかと思われます。
このように取っ散らかった相場の跡を懸命に辿ってみても、大したことは分かりませんので、とにかく来週の反応を待ちたいと思います。
週明けには何事も無かったように戻るかもしれませんし、続落するかもしれません。株価が戻れば、金利も上方向に戻るので、再びインフレが気になるかもしれません。
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