« 今週の相場(11/19時点) | Main | 今週の相場(12/3時点) »

November 28, 2021

今週の相場(11/26時点)

今週のS&P500は2.2%安、NASDAQは3.5%安、日経平均は3.3%安。ほとんどが、金曜1日の下げです。

米長期金利は1.55%→1.48%に下がり、ドルインデックスは96.1で変わらず、ドル円は114円ちょうど近辺→113円30銭と円高方向でした。

相場が大きくリスクオフ方向に傾斜したのは、南アで発見された新型コロナ変異株への懸念と整理されており、この変異株はオミクロンと名付けられましたが、変異の程度が大きいということ以外、詳細はほとんど判明していません。

また米国は、木曜は感謝祭で休日、金曜は半日営業と、実質的には4連休状態であり、降って湧いたような悪材料を吸収する流動性に欠けて、狼狽売りが目立った格好でした。

多くのトレーダーは出勤せず、帰省しているか、少しでも安い七面鳥を探しているかのどちらかと言われており、留守を預かった2軍メンバーは、せめて指数負けしないようにポジションを落とすのが精一杯だったというところかと思われます。

このように取っ散らかった相場の跡を懸命に辿ってみても、大したことは分かりませんので、とにかく来週の反応を待ちたいと思います。

週明けには何事も無かったように戻るかもしれませんし、続落するかもしれません。株価が戻れば、金利も上方向に戻るので、再びインフレが気になるかもしれません。

なお、金曜日の急落は別にしても、今の相場はセクターローテーションが非常に分かりにくくなっていて、難易度が上がっています。1ヶ月前に遡ってポジションを修正できるなら、個別株の大半を処分して指数のみを買いたいところです。

次にどのセクターが買われるかが分かりにくい上に、同じセクターの中でも明暗が分かれることが多くなっています。

例えば、メーシーズとノードストローム、あるいはタペストリーとGAPを比較してみると、僅かな銘柄選別のズレが大きなパフォーマンスの差をもたらすような状況です。また、循環物色相場でもありません。

コモディティ相場も金曜日に大荒れとなり、WTIは1日で13%下げましたが、これも持続的なトレンドとなるのかどうかは、来週を見ないと分かりません。

悲観的に見れば、感染再拡大懸念で来週も下げ継続ですが、その場合は金利が下がり、FRBの利上げも遅れるので、どこかでは下げ止まりが期待されますし、巣ごもり銘柄は復活するでしょう。

楽観的に考えれば、むしろこの「しゃがみ込み」で年末年始ラリーへの期待が大きくなったという見方も成り立ちます。今の相場は、割高感は無視して全ての押し目は買い、というスタンスが続いていますから、時間と共に変異株のダメージの織り込みが終わって、業績相場への再帰が期待できるという立場ですが、セクターや銘柄の選択の難しさは継続する可能性が高そうです。

個人的には、金曜日に株もFXも少し買ってみましたが、数日内に明確なリバウンドが来なければ撤退します。

|

« 今週の相場(11/19時点) | Main | 今週の相場(12/3時点) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 今週の相場(11/19時点) | Main | 今週の相場(12/3時点) »