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December 26, 2021

今週の相場(12/24時点)

今週のS&P500は+2.3%、NASDAQは+3.2%、日経平均は+0.8%。

米長期金利は1.41%→1.49%に上昇、ドルインデックスは96.7→96.1に低下、ドル円は113円70銭→114円30銭で円安方向と、リスクオン気分が戻ってきた様子です。

VIX指数は22→18、Fear & Greed Indexは31→40と、恐怖感が減少しています。

コモディティ市場は全般に小動きでしたが、WTIは70$から73$と4%ほど上がっています。この2か月間のWTI価格を極めて大雑把に振り返ると、80$→60$→70$という推移になっています。

クリスマスのため米国市場は4日間でしたが、S&P500は最高値更新と好調です。

マイクロンの好決算を受けて半導体関連が広く物色され、SOX指数は週間で+4.6%と、主要指数を上回る勢いでした。

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December 18, 2021

今週の相場(12/17時点)

今週のS&P500は2%安、NASDAQは3%安、日経平均は+0.4%。3指数とも50日線の下にあります。

米長期金利は1.48%→1.41%へ低下、ドルインデックスは96.1→96.7、ドル円は113円40銭→同70銭と円安方向と、金利低下でもドルに逃げ込むリスクオフ気分が感じられます。

注目されていたFOMCは、来年3月にテーパーを終了して3回の利上げを見込むという想定内の内容で、直後の水曜に株は反発。しかし、その後2日は軟調に推移し、S&P500もNASDAQも、FOMC前日の火曜の水準をわずかに下回って今週を終えました。

FRBのパウエル議長は、足元のインフレ率と比べて異常に低い長期金利について問われ、日欧ゼロ金利国家から見れば、為替ヘッジコストを考慮しても十分に魅力的な水準だからだと、いかにも投資銀行出身者らしい回答をしていましたが、だとすればアメリカ株は、本来よりも低金利という恩恵に預かりながらもリスクオフ気分が優勢となっていることになります。

果たして本当に利上げ出来るのか。米長期債市場は、FRBの利上げ想定に対して疑問を呈しているのかもしれません。

NASDAQは相変わらずADLINE(騰落数)が弱く、二極化の様相が続きます。しかも相場のけん引役だったマイクロソフトやアップルが週間で5%安、エヌビディアやテスラが8%安と、冴えません。

VIX指数は19→22、Fear & Greed Indexは38→27と、どちらも弱気方向です。

FOMC直後は、イベント通過後の買い気分が勝ったものの、FRBのタカ派シフトは基本的に株式に良い話では無く、やはり売りたい気持ちが上回ったという理解になりそうです。

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December 12, 2021

今週の相場(12/10時点)

今週のS&P500は+3.8%で史上最高値、NASDAQは+3.6%、日経平均は+1.5%。

米長期金利は1.48%、ドルインデックスは96.1と、先週と同じレベルに落ち着いていますが、ドル円は112円80銭→113円40銭と円安方向と、ややリスクオン気分が感じられます。

政策金利に連動しやすい米2年債金利は、先週の0.59%から0.65%まで上昇。イールドカーブは先週よりも更にフラット化しましたので、金融機関の株は買いにくくなっています。

株式は、変異したオミクロン株が弱毒化している可能性が高くなったことから上昇しましたが、同時にFRBが想定よりも早く引き締め方向にシフトする懸念が高まり、二つの要素の綱引き状態の心理かと思われます。

そこで注目度が高まっていた米11月CPIは、+6.8%と、先月の+6.2%から加速。しかしながら、これは織り込まれていたということなのか、発表後の長期金利は1.52%から1.48%まで下落し、一時は株価指数もマイナスに転じました。

CPIから見て、ドルの購買力はこの1年で7%ほど下落したことになりますが、逆に為替相場においては、円はドルに対して1年で8%ほど価値が下落しています。掛け算すると、たった1年で15%ほども円の国際的な購買力は落ちており、この逆相関が、日本人が貧しくなっていると感じる最大の理由です。

なおFear & Greed Indexは、先週の20→38、VIX指数は31→19と、投資家の不安心理が減じているのは確かであると思われ、引き締め警戒心理を景気本格回復への期待感がやや上回ってきている状態かと思います。

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December 11, 2021

今週の相場(12/3時点)

今週のS&P500は1.2%安、NASDAQは2.6%安、日経平均は2.5%安。

債券市場は避難所となり、米長期金利は1.48%→1.35%へと大きく下落。ドルインデックスは96.1と2週連続で変わらずですが、ドル円は113円30銭→112円80銭と円高方向。円ショートポジションの手仕舞いが増えています。

11月の雇用統計は、雇用者数が21万人増と目安の50万人よりは少なめでしたが、失業率は前月の4.6%から4.2%へ改善、賃金は前年比で+4.8%。

雇用者数の伸び悩みと失業率の改善は矛盾しますが、原因としては、雇用者数を求める事業所調査と失業率を求める家計調査のズレが指摘されており、家計調査では雇用が114万人急増したとも指摘されています。

労働市場に戻らない人の存在が人手不足を招いているという雇用のミスマッチが指摘されていますが、とにもかくにも失業率はコロナ前の3.5%が2020年4月に14.7%に跳ね上がり、4.2%にまで下がったのですから、総じて労働市場の回復傾向が確認されたとの受け止め方になりそうです。

株式市場は2週連続で不安定な展開で、VIX指数は前週の28.6→30.6に上昇、Fear & Greed Index は33→19と、恐怖感は高まっています。

メディアは、変異株オミクロンの感染の広がりを理由にしていますが、そもそも現在の高株価は感染拡大を契機とした大規模な金融緩和をエンジンに上昇してきたものであり、ある意味で感染歓迎相場でした。

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