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December 26, 2021

今週の相場(12/24時点)

今週のS&P500は+2.3%、NASDAQは+3.2%、日経平均は+0.8%。

米長期金利は1.41%→1.49%に上昇、ドルインデックスは96.7→96.1に低下、ドル円は113円70銭→114円30銭で円安方向と、リスクオン気分が戻ってきた様子です。

VIX指数は22→18、Fear & Greed Indexは31→40と、恐怖感が減少しています。

コモディティ市場は全般に小動きでしたが、WTIは70$から73$と4%ほど上がっています。この2か月間のWTI価格を極めて大雑把に振り返ると、80$→60$→70$という推移になっています。

クリスマスのため米国市場は4日間でしたが、S&P500は最高値更新と好調です。

マイクロンの好決算を受けて半導体関連が広く物色され、SOX指数は週間で+4.6%と、主要指数を上回る勢いでした。

個別で目立ったのはテスラ。イーロン・マスクの売り終了との観測が流れ、14%も上昇。

トラベル関係も強く、クルーズ船のカーニバルが+16%、デルタ航空+7%、マリオットホテル+10%など、軒並み買われました。カーニバルは今週の決算発表で予想を下回りましたが、予約状況は好調で、来春には全船舶が運行再開の見込みというニュースが好感されたものと思われます。

S&P500とNASDAQは50日線を回復しましたが、日経平均はまだ50日線の下にあり、投資家の日本離れは日増しに顕在化しています。出遅れ感に惹かれ、衆院選前のような一時的な反発は起こり得るでしょうが、持続的な上昇は有り得ないと断言しても良いかと思います。

ファンダメンタルとして、日本株の成長が中国経済依存となっていることも弱点で、中国のキャッチアップ型高度経済成長は明らかに終わりました。習近平は成長に代わる政治目標として、金持ち虐めと分配を掲げて中国共産党統治の正当性を維持しようと躍起です。

まだ1週間残っているものの、実質的に2021年相場は終了。今年は銘柄の選別が進み、特に11月以降は何を買ったらよいのか非常に難しくなって、自分の成績がマイナス化しました。S&P500から好調5銘柄を除いた「S&P495」の低迷ぶりも話題になりました。

結果的に今年は、あれこれ悩むよりも指数を買えとばかり、VTI、QQQなどが勝ち組と呼ばれ、レバナスという危険な手法も囃されましたが、来年も同じ調子になるとは思えません。

米企業の成長率が鈍化する中で、インフレ対策としての利上げが予想されている世界というのは、株式投資にとってかなり厳しい環境です。

来週は、クリスマス休暇を終えた多くの投資家が戻って来るので、2022年の手がかりを求める週になろうかと思います。

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